16、猪苗代城(福島県耶麻郡猪苗代町) 別名亀ヶ城と呼ばれ、この城は若松葦名氏支族代々の居城で、建久二年(1191)、佐原経連が築城したといわれています。天正年間、弾正盛国は嫡子盛胤と父子の争いがあり、(新編会津風土記会津旧跡編)天正十七年(1589)、盛国は摺上原の合戦には伊達勢に加わり葦名勢と戦った。以後、この城は伊達氏、蒲生氏、上杉氏、加藤氏、丹羽氏、溝口氏、保科氏の持城となり、会津若松城の支城として重要であったと思われる。