56 掛川城





56、掛川城(静岡県掛川市城内)
別名雲霧城と呼ばれ、文明年中に、駿河の今川氏が朝比奈泰煕に鶴見氏が築いたといわれる砦を遠江支配のため、城へと改築させた。桶狭間の戦い(戦国合戦年表55)で織田信長により今川義元が敗れ、永禄十一年(1568)、今川氏真は、武田氏、徳川氏に攻められ(戦国合戦年表65)、以後徳川氏の持城となり、家康の関東移封により、近江長浜から山内一豊が入封し、近世の掛川城に修築した。