183 熊本城






183、熊本城(熊本県熊本市本丸町)
別名銀杏城と呼ばれ、茶臼山に築かれたこの城は、戦国時代、この山に菊池氏一族の出田氏が千葉城を築き、明応年間に鹿子木親員が隈本城(古城)を築いた。豊臣秀吉の九州平定の後、佐々成政に与えられたが、失政により加藤清正が入城し、慶長六年(1601)から七年余かけ近代城郭を作り上げ、この時に隈本から熊本に改名しています。寛永九年(1632)、加藤忠広が謀反の疑いで改易され、豊前小倉から細川忠利が入封し、細川氏が代々居城として明治を迎えています。