182 佐賀城






182、佐賀城(佐賀県佐賀市城内)
別名栄城と呼ばれ、元々は慶長十六年(1611)に龍造寺氏代々の居城であった村中城を鍋島直茂が大改築して近世城郭を完成させた。龍造寺氏は、天正十二年(1583)、沖田畷の戦い(戦国合戦年表110)に敗れ衰退し、以後鍋島氏が納め明治を迎えた。この鍋島氏は、幕末動乱期に富国強兵に努め、この藩の所有したアームストロング砲で会津若松城の息の根を止められています。