23 宮城佐沼城





23、佐沼城(宮城県登米市迫町)
別名鹿ヶ城と呼ばれ、文治年間(1185−89)、藤原秀衡の臣照井太郎高直が築いたものといわれています。秀吉の奥州征伐により、葛西氏・大崎氏が滅ぼされ、その旧領は木村吉清に与えられたが、天正十九年大崎・葛西一揆が起こり、秀吉の命により伊達正宗が佐沼城に楯籠った一揆勢を攻落した。(戦国合戦年表128)このあと、徳川家康が当城を縄張りし修復し、これを権現様縄張りと称されています。津田氏、亘理氏が居城して明治維新を迎えています。