8 白河城





8、白河城(福島県白河市郭内)
別名小峰城と呼ばれ、戦国武将白川結城氏の居城として、白河郡を支配しました。その後白川小峰氏が佐竹氏に圧迫され、佐竹氏より養子を迎え家督を譲った。天正十八年(1590)白川氏は豊臣秀吉の奥州仕置きにより領地没収された。白河は一時、蒲生氏領となったが、寛永六年(1629)丹羽長重が幕府の命により城の大改築を行い規模を広げた。白河藩は丹羽氏のあと榊原氏、本多氏、松平氏と替り、幕末は忍から阿部氏が入ったが、棚倉に封じられ、白河城は二本松藩預かりとなった。東の搦城を「白川」とし、この小峰城を、「白河」の字で区別するそうです。