70、津川城(新潟県東蒲原郡津川町津川) 別名狐戻城、麒麟山城と呼ばれ、建長四年(1252)葦名家臣藤倉伯耆守盛弘築き、子孫相続して十四代遠江守盛備まで此に住む。その後、天正十八年(1590)、伊達政宗、家臣大波玄番を城代とする。蒲生氏郷、上杉景勝、蒲生秀行らが城代を置く。寛永四年(1627)加藤左馬嘉明これを領し城を崩廃する。民話「狐の嫁入りは」は有名。