106 山科本願寺城





106、山科本願寺城(京都府京都市山科区)
別名野村御坊とも呼ばれ、この山科本願寺は浄土真宗中興の祖・蓮如が15世紀後半に布教の拠点として築いた城塞都市で、中心「御本寺」を堀・土塁が囲み、内寺内・外寺内と拡張して防衛能力を高めていった。この山科本願寺は天文年間、洛中の法華宗徒に襲われ消滅、当時の法主証如は、石山本願寺に移った。