| 戦国時代の武将の逸話や言行の中から、短くて好きな話を少しだけ載せてみました。 附録として、名将言行録の作者岡谷繁実が参考にした名将言行録の引用書目の解題を判る範囲で作ってみました。 逸話 上泉秀綱の話 直江兼続、金銭投げ戻す 直江兼続、閻魔王への高札建てり 師僧天沢信長の日常を語る 信長、前田利家を保侶の衆に撰ぶ 山内一豊、大智の流 鬼作佐の手紙 杉原親憲、偽りの内通見破 杉原親憲、実盛と称さる 付録 名将言行録引用書目 （名将言行録引用書目解題） 上泉秀綱の話 新陰流祖上泉秀綱が永禄年中、上洛の折、咎人が子供を人質にして家に立てこもっている所に出会う。僧侶に頭を剃ってもらい、僧衣を借り、握り飯を持ち家に近付き、腹のへった子供に握り飯を一つ投込んだ。秀綱はさらにもう一つ咎人に投げ与えた。咎人が手を伸ばした一舜に秀綱は家の中に飛び込み、咎人の手を押え子供を助け出した。秀綱が僧衣を僧に返すと、僧は「掛け子」を形見にと差し出した、秀綱はこの掛け子を秘蔵したといいます。（本朝武芸小伝） このエピソードは映画「七人の侍」の勘兵衛が子供を助ける場面に使われています、この映画では本朝武芸小伝から、塚原ト伝が家督を譲るため三人の子の技量を試した事を映画では勝四郎に入口で木刀を持たせ侍を選ぶシーンに、又柳生十兵衛の真剣での立会いのエピソードを久蔵と浪人の真剣勝負に使用しています。 直江兼続、金銭投げ戻す 初め樋口氏を冒し、後又直江氏を冒す、山城守に任ず。 兼続人と為り、長（たけ）高く姿容美しく、言語清朗なり。甞て聚楽城にて、諸大名並たる中に、伊達政宗懐中より金銭取出し、人々に見せられしに、其頃金銭の始まりし頃にて、珍しとて、翫はやさる。兼続にも之を見られよとありし時、兼続、扇の上に金銭を置て、打返し打返し女童の波根（はね）突く様にして視しかば、政宗、否苦うも侯はず、手に取られよと言も終らぬに、兼続、謙信の時より先陣の下知して、麾（さい）取り侯手に、斯る賤しき物執れば汚れ侯故、扇に載せて侯とて、政宗の方に投げ戻せしかば、政宗大に赤面せりとぞ。（名将言行録） 直江兼続、閻魔王への高札建てり 上杉の家臣三宝寺勝蔵と曰ふ者、下人を成敗しけるが、其罪斬る程のことにてもなき故にや、下人の一族共大に怒り、彼者返し給はれと言ふ。兼続種々扱ひ、白銀二十枚与へ、夫にて堪忍し、跡を吊へと喩しけれども、用ひず。是非に返し給はれと言ふ。兼続死したる者、何にとて呼返さるべき、銀子を取て了簡せよと繰返し、喩しけれども承引せず。兼続止むことを得ず、家臣森山舎人に命じ、高札一枚拵させ、一筆書せて、自身玄関へ出て訴人に様々に喩せども愈々聞入れざる故、兼続此上は是非に及ばず、何れにも呼返し取らすべし。只冥途へ呼びに使はす者なし。大儀ながら彼者の兄と、伯父と、甥と三人閻魔の庁へ参り、彼者を申受け来るべしとて、彼三人を捕へ往来橋に成敗し、其高札を建てり。其文に曰く。未得御意侯得共、一筆令啓上侯、三宝寺勝蔵家来何某、不慮の義に付相果侯、親類共歎き侯て、呼返し呉侯様に申侯に付、則三人の者迎に遣はし侯、死人御返し可被下候。恐々謹言。慶長二年二月七日 直江山城守兼続判。閻魔王様宜敷獄卒御披露。（名将言行録） 師僧天沢信長の日常を語る 天文年中、尾張春日原の天沢という僧が、武田信玄に信長の風流の道について聞かれた。 天沢が「舞と小唄が好みです」と答え、舞も「敦盛」の一番だけで、（「人間五十年、下天の内を較ぶれば、夢幻のごとくなり、一度生を受け、滅せぬ者のあるべきか」これの繰り返しです）、小唄は、（「死のうは一定、忍び草に何をしよぞ、一定、語り起こす夜の」これだけです）答えたという。 （信長公記） 信長、前田利家を保侶の衆に撰ぶ 信長、勇士を撰び、黒保侶・赤保侶の士、各一九人を定めし時、利家、其一に撰ばれたり。利家の兄蔵人利久、将器なく、且つ他姓の子を養ひて子とし、其禄を譲らんとす。信長之を聞知し、其禄二千貫を利家に賜ふ。時に柴田勝家・森可成・佐々成政等来り賀し、利久の事に堪へざるを詆り、利家の軍事に練達せるを称す。利家其辞の畢るを待たず、忿然として曰く、利久の不才なるは、諸君の知らるる所なり。僕今嫡嗣と為るにより、諸君利久を詆り僕を美せらる。僕何ぞ其阿順を喜ばんやと言ふ。衆皆驚き之を謝す。信長聞て、謇諤（けんがく）を称せり。（名将言行録） 利久が其禄を譲らんとした養子が、後に上杉景勝に仕えた前田慶次郎です。 山内一豊、大智の流 堀尾信濃守忠氏、年若けれども、才智ある人なりしかば、一豊親みて家の事、大小となく此人に諮る。上方の軍起りて、家康の陣に召されし時、先づ忠氏が陣に行き、此度の事如何にや思ふと問ふに、忠氏、我は我城に兵粮付けて、内府へ参らせ、人質をば吉田の城に入れ、我身先陣して軍せんと思ふと言ふ。一豊此儀尤も然るべしと言ふ。同く打連れて参り、福島正則味方に参るべしと言ひしに、続て一豊進み出て、忠氏が言ひし様に申す。忠氏、一豊打連れて帰る時今日は一豊日頃の律義に相違しけるぞ、忠氏言ふべき詞もなかりしとて、忠氏大に笑ひしかば、一豊も同く打笑て帰れり。是を古き人の評して、我が及ばぬ所を、自ら知ること先づ難し、能き人見知ること尤も難し、能き人の言ふことを用ふること又難し。此三つを合はせしは大智の流なり。一豊は誠に尋常の人ならずと言ひしなり。 （名将言行録） 鬼作佐の手紙 徳川家康の家臣の本多作左衛門重次は、「鬼作佐」と呼ばれていた。作左衛門が女房に陣中から一通の文を送った。 一筆申す 火の用心 おせん泣かすな 馬肥やせ かしく この話が世に出たのは、重次没して百二十年後の享保年中の事だそうです。(岩淵夜話) 杉原親憲、偽りの内通見破 大関親益の子、後杉原氏を冒し、常陸介と称す。 直江兼続、長谷堂を攻めんとせし時、内通のことを申来りければ、兼続大に喜びけるを、親憲聞て、是は赤松円心が白旗の城にて、新田義貞を欺きたりし謀なり。斯く言て山形の要害を構ん謀なり。只山形に攻め入るに如かじと言へども用ひずして、長谷堂に押寄せけるに、内通のことは、偽はりなし故、兼続欺れたり。 伊達政宗、不意に白石に押寄せし時、政宗の斥候の士馳帰り、献は静まり返りて、唯町家に火の用心厳しく呼はり候。杉原かと思しくて、城門を開き床机に掛りて待居たると言ければ、政宗謀あらんと恐れて引返せり。（名将言行録） 杉原親憲、実盛と称さる 大坂冬役、佐竹義宣、今福にて追立られければ、援兵を上杉に乞ふ。景勝則ち親憲に命ぜり。初め親憲出陣の時、吾物具殊の外古くて、日本国の弓執に笑はるべしとて、猿楽の半臂を用意せしが、此日物具の上に着て、麾の緒を腰に結びて下げ、七百計りを率いて川の中の洲に進み込、替々城兵を打しらます。其兵を指麾（しき）するに進退思ひの儘なりければ、諸将の陣、鳴を静めて見物せり。譬ば馴たる雀の子を呼ぶに似たりと言ひあへり。家康遙に親憲が出立を見られ、上杉が家は古風なる故、鎧直垂を着たるべしと言はれしは、半臂を遠く見られてのことなり。陣中にては、昔の実盛に違ふ所なしとて、名をば申さず実盛と計り申ししとぞ。（名将言行録） 付録 名将言行録引用書目 名将言行録について 「斯書に載する所、各家の事蹟援拠する所の書凡そ千二百五十一部、通編の採纂敢手一事を妄にせず、然れども毎条書目を書せざるものは、其煩を省く故なり。斯書言行を知るを主とし、履歴を叙するを主とせず、言行中少しく権衡に合はざるものも亦之を採れり、一々規するに縄墨を以てすべからず、但情に過ぎ当を失するものは則皆芟薙す。」と名将言行録の著者館林藩士、岡谷繁実は述していますが、この名将言行録は戦国時代の武将を中心に、百九十余人の優れた名将の言行を紹介しています。 名将言行録引用書目（書目の番号はうしろの解題の番号です、名将言行録引用書目解題） 北条五代記773 北条記774 小田原記122 小田原日記123 豆相記595 北条盛衰記775 関東兵乱記187 土肥清雲寺旧記 鎌倉九代記167 鎌倉九代記後記168 実隆公記373 大乗院寺社雑事記535 鎌倉大日記169 重編応仁記411 足利季世記8 関侍伝記184 新編相模風土記441 土気古城再興伝来記622 宗長記512 長禄辰已来申次記580 江亭記 永享記70 太田三樂一代記 東国戦記607 国府台軍記297 潮田某筆記 箕輪軍記822 長野家旧記 新編武蔵風土記442 山中氏祖祠記 今川記52 遠江風土記618 三好成立記828 細川両家記781 増補筒井家記513 阿州将裔記12 江濃記165 平島記708 久米田軍記245 竜造寺記883 九州治乱記217 肥陽軍記704 陰徳太平記58 中国治乱記576 備前軍記691 大友記108 毛利家日記844 毛利家記845 毛利伝記 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三陽武編全集385 尾張葉栗見聞集134 武林集 長崎拾芥集643 神徳集450 駿話本別集468 往古令法集90 本多忠勝武功吟味集 石川正西見聞集35 勇士一言集871 玉音集224 本朝茗談集 別本詞林金玉集769 玉埃集225 玉話集226 淡海集（一名玉滴隠見）560 聞見集764 落穂集124 落穂集追加125 落穂雑談一言集126 語伝集329 額波集151 市井談話集395 知将名言集 名語集840 武用智鏡集 茗飲夜話集 新著聞集436 見聞集277 聞書雑話集197 節用集497 羅山文集 常山文集429 舜水文集415 徂徠集529 莽蒼園集 錦里文集 鵞峯集 鳳岡集 日用集656 関邪集 吉野永観文集 古今感状集315 武道初心集743 土佐国蠧簡集残編630 松隣夜話420 利家語話 利常語話 川上久国談話172 石道雑話 奥相茶話91 大阪御陣山口休菴咄103 岩淵夜話56 鶴頭夜話150 古老夜話350 太平雑話538 越叟夜話83 天野遺話 林英武話 桃渓雑話 掃聚雑話511 兵家茶話765 続兵家茶話 古老噺353 武隠叢書710 霊岸雑話 甲子夜話154 老人雑話899 泰武卿雑話 南越雑話649 積翠雑話492 玉露証話227 兵用拾話767 閑窓慎話186 古士談話317 古実話318 逸話48 鳩巣話草稿 駿台雑話466 天野逸話 野藪談話857 雑話367 大人雑話536 史簡旧話 昇平夜話418 白川夜話434 竜渓小話 艮斎簡話355 井伊直孝夜話24 小牧戦話341 沼田古老物語 室町殿物語837 伊東法印物語49 北畠物語209 柏崎物語153 十河物語526 土佐物語631 巌谷物語57 朝日物語7 祖父物語527 朝鮮物語590 梅北物語68 夢幻物語830 黒田故郷物語249 景憲物語152 大坂物語104 大坂陣物語105 改元物語140 三河之物語813 松平物語806 武者物語833 続武者物語525 新武者物語454 古老物語351 一本古老物語 備人老人物語690 翁物語115 異本翁物語51 小早川式部翁物語337 紀伊国物語213 古人物語319 諸将物語431 野翁物語853 遺老物語55 武老物語 老士物語897 悲歎物語694 越国内輪老師物語80 島原物語405 吉田物語877 桑名若狭大坂物語 渡辺幸菴物語910 近世叢語240 永慶茗談 林鐘談890 虎羽戈雑談374 若狭軍談 常山紀談430 常山紀談拾遺 武家閑談722 続武家閑談522 北窓瑣談779 古老諸談352 西山雑談 太平将士美談539 太平夜談抄540 志士清談392 講余雑談303 武辺雑談751 松山叢談 落穂余談127 武野燭談831 古戦評談323 諸士軍談432 武功雑談 東武実談619 雑話燭談369 玉嶺談228 百家閑談702 政談481 先哲叢談507 菜根百事談357 近古武事談236 近古史談237 東武叢談 老将座談898 天草軍談17 備陽武義雑談705 萩原随筆670 西山随筆475 見聞随筆278 恕斎随筆428 二川随筆654 尚斎随筆 梧窓漫談 嵐庭館雑筆882 藻塩草849 嚶嗚館遺草93 世免天話草499 世免天話草続編 世免天話草拾遺500 翁草116 駿河草460 武備神木抄749 良将達徳抄888 良将達徳抄補遺 落照露言抄881 武蔵確言抄756 明君一班抄839 続史愚抄515 武田分限帳545 福島分限帳716 原城乗吟味帳 天草一揆書上帳16 諸寺過去帳 高野山過去帳300 東寺過去帳616 臨済寺過去帳 鳩巣小説216 元和小説282 寛永小説180 可観小説 越杉小説81 名賢秘説 芝峯類説 駿河俗説弁 武門諸説拾遺755 甲州将士人考290 地理纂考 会津旧事雑考1 白川故事考435 四家合考388 東国文献備考 肥後古城考687 諸国廃城考706 山中鹿介伝866 毛利三将伝846 小早川隆景伝338 采幣伝358 甲陽唯一的当列伝 丹羽家譜伝661 丹羽氏家臣伝 山口家伝 松浦家世伝808 高橋紹運伝542 立花宗茂伝 立花道雪伝 堀尾家伝787 加藤嘉明伝 和州諸将軍伝908 加藤清正伝 仙石中興家伝502 竹森家伝547 後藤又兵衛政次伝330 小栗家伝 小幡景憲家伝130 榊原家伝362 利勝略伝632 武芸小伝725 烈女伝895 柳営婦女伝886 中外経緯伝577 蓑笠之助伝823 百将伝701 百将伝一夕話700 本朝武林伝798 諸将士伝摘華抄 清正行状232 黄門行状298 羅山行状 毛利古文状 清水宗治事蹟407 小田事蹟 烈祖成蹟896 敬公事蹟261 敬公行実 義公行実202 土津霊神事実674 福島大夫殿御事717 松栄紀事421 神聖遣事445 西山遣事476 桃源遣事605 義公遣事203 芳烈公遣事776 本多忠勝逸話 津島紀事594 通信紀事 駿河雑誌461 駿河国志462 歴代鎮西志892 甲斐国志144 越登加三州志84 新編常陸国志453 若狭群県志904 大和志865 肥後国志略688 山城志863 雍州府志875 摂津志496 近江輿地誌略92 尾張志135 南方海啓藩志 福岡啓藩志714 三国誌略 北肥戦志780 関ヶ原一乱志490 大三川志110 大三川志附録111 三河国古今城塁地理誌814 先進繍像玉石雑志503 喜連川判鑑210 播磨鑑677 甲陽軍鏡304 武道心鏡744 管規武鑑181 後鑑664 天享吾妻鑑601 伊達鑑554 仙台武鑑506 豊鑑635 国朝宝鑑 藩鑑680 浪華武鑑646 秘鑑683 続本朝通鑑524 武鑑数種711 米沢新史880 編年小史 越後野史76 西藩野史483 島津国史399 越藩史略85 石卵余史494 日本人物史659 国史309 逸史47 日本外史660 続皇朝史略514 国史略310 野史855 西教史 明史 明史藁 明史紀事本未 三帥戦略378 鎮西要略591 征韓偉略471 家乗略 華頂要略159 編年要略771 水江事略816 賎ヶ岳紀聞 四戦紀聞396 年山紀聞662 黒田如水碑銘250 黒田長政碑銘251 渡辺了墓碑銘 鳥居元忠碑銘638 大久保忠教碑銘 喜入忠慶表稿 朝野旧聞哀藁588 仙巣稿504 芝山会稿391 士談会稿後編397 地誌提要 武事提要738 常陸誌料693 石流山清心寺縁起 黒本尊縁起254 花洛名所図絵825 江戸名所図絵87 豹竜虎之巻703 老談之巻902 紹巴評点連歌巻 澹泊史論562 国史纂論311 古談筆乗327 桂館野乗259 朝野雑載589 甲越春秋283 高野春秋299 東照宮遺訓621 東照宮遺訓附録 日新館童子訓658 井伊直孝榊原遺訓25 武蔵野紀行832 丙辰紀行766 明良洪範842 続明良洪範 青社遺範478 有吉家代々覚20 遺言覚 義残党覚 武家七徳前編727 武家七徳後編728 事実文編393 護国編 甲乙剰言 黒田長政遺言252 公卿補任243 武家補任731 和漢合運905 和光院和漢合運907 和漢合符906 武州江戸歌合735 江戸砂子86 梅花無尽蔵669 永禄六年諸役人符74 安西軍符 異説更科少将 千曲之真砂570 山本勘介由来868 越後名寄77 南紀古戦十種651 関岡家始末485 勢陽五鈴遺響484 文苑雑纂759 葛藤別紙161 秀吉出生696 東遷基業614 進退秘訣447 武徳編年集成748 東国輿地勝覧609 京之水221 曵駒拾遺684 小畑道牛事歴 山鹿語類861 塩尻386 憲数類典 牧斎初学集詩註 異説区々40 源流綜貫279 駿河土産463 雨夜燈18 修史為徴410 打出杭65 玉露叢229 雨夜友19 焼残反古854 机塵 智嚢575 生捕山田右衛門佐申分 窓能須佐美809 君則257 備藩典刑699 光政墓表 武学拾枠712 阿部家事蹟書抜 鶴毛衣598 武備目睫750 千歳能松574 川酊菴奏議 久保之取蛇尾244 人見ト幽祭文 貞観政要該解跋 雑波津土 武家和諌732 正説珍語鏡482 大日本史序537 歴名士代 武家雲箋719 華押藪147 淤裳比与流日131 上杉家書上 慶長小説269 駿河志料464 名将言行録引用書目解題 内容については、慶応三年までに刊行された日本人による著作約２万５千点について解説した「国書解題」と、同じく慶応三年までに刊行された日本人により記された図書の総合目録である「国書総目録」で調べました。 ① 作者 ②年代 ③（国書解題→解題、国書総目録→目録）、内容 名将言行録引用書目 あ行（１～１３８） か行（１３９～３５６）、さ行（３５７～５２９） た行（５３０～６３８） な行（６３９～６６８）、は行（６６９～８００） ま行（８０１～８５２） や行（８５３～８８０）、ら行（８８１～９０２） わ行（９０３～９１０） あ行（１～１３８） １、会津旧事雑考 ①、向井吉重 ②寛文十二年 ③解題、写本三巻、会津に於ける古来の雑事を考証した物です ２、秋元世譜 ①、②、③目録、一冊、系譜 ３、明智軍記 ①、②、元禄十五年③解題、十巻、明智光秀出世の始より没落までの実録軍記で、光秀一生の経歴軍功を詳述したものです。 ４、浅川聞書 ①、②、寛永十九年③目録、一名「浅川伝右衛門記」「公程閑暇雑書」と云、雑記です ５、朝倉記 ①、②、③目録、四巻、一名「越州軍記」「越前軍記」と云、軍記です ６、浅野考譜 ①、西山昌兼②、正徳二年③目録、三冊、一名浅野考譜大概、別本有ります ７、朝日物語 ①、②、③解題、一名祖父物語、写本一巻 信長、秀吉の盛時に於ける、諸将の逸話敷條を記載したもの ８、足利季世記 ①、②、③解題、写本八巻 室町氏末世の歴史、勝軍地蔵軍記、久米軍記、野田福島合戦記等含んでいます ９、足利官位記 ①、②、③解題、足利家官位記、写本一巻 足利尊氏より､義昭に至る十四代記です １０、足利系図 ①、②、③解題、写本一巻 足利初祖義重より、数代を経て、晴氏藤氏義氏輝氏に終る系図です １１、蘆名記 ①、②、③解題、蘆名家記、三巻 会津守護蘆名修理太夫盛氏一家の記録、大項十二より成っています １２、阿州将裔記 ①、乾 正直②、正徳二年③目録、一冊、一名「足利義冬并三好之覚書」云、戦記です １３、東日記 ①、②、③目録、三十一巻六冊、記録、慶長三～延宝８、記録です １４、天草征伐記 ①、②、田丸具房③解題、写本十二巻 天草一揆の顛末を詳述、耶蘇教伝来・一揆の起因及び征伐の始末を記したものです １５、天草騒動記 ①、②、③目録、戦記です、同名本有ります １６、天草一揆書上帳 ①、並河太右衛門②、宝永十七年③目録、一冊、天草乱の記録です １７、天草軍談 ①、田丸常山②、③目録、二十巻五冊、戦記です １８、雨夜燈 ①、湯浅元禛②、③解題、写本一冊、古名士の逸話等を集めたものです １９、雨夜友 ①、鳥居清経画②、安永六年③目録、二十一冊、一名「新咄雨夜友」と云、咄本です ２０、有吉家代々覚 ①、②、③解題、写本一冊 細川氏の臣、有吉氏数代の家記で、有吉将監から四郎左衛門貞親までの軍功を詳述したものです ２１、安斎草書 ①、伊勢貞丈②、③解題、安斎叢書、写本二十四冊 有識故実の事、及び種々の考証等著したものです ２２、井伊軍記 ①、②、③目録、一冊、一名井伊家軍法定之書です ２３、井伊家覚書 ①、②、③解題、写本一巻 一名直政直考略伝 井伊家の功績を筆記したものです ２４、井伊直孝夜話 ①、②、③目録、「井伊直孝御夜話」か、雑記です ２５、井伊直孝榊原遺訓 ①、②、③目録、「井伊直孝公榊原公江之御遺訓」か、教訓記です ２６、家忠日記 ①、松平家忠②、③解題、写本六冊、家忠の見聞日暦で、天正五年から文禄三年まで凡そ十八年間の実録です ２７、家忠日記増補追加 ①、松平家冬②、③解題、祖父家忠の日記を増補追加したものです ２８、伊賀者由緒書 ①、②、宝暦十一年③解題、写本一巻 天正十年、徳川家康伊賀越え、信長同国乱入等の由緒を略記したものです ２９、池田記 ①、松平定常②、③解題、池田家譜集成第十六以下を云、諸所の軍功、多年の事績を記したものです ３０、池田家譜集成 ①、松平定常②、③解題、写本三十八巻 池田家の詳細系譜記録で、第十六以下純然たる記事にて池田記といいます ３１、池田正印覚書 ①、池田貞雄 ②、③解題、写本一巻、慶長、延宝年間に於ける戦功武勇の見聞録で、榊原・青木・松原・山中等の逸話物語です ３２、威公年譜 ①、小宮山昌秀②、文化十四年③目録、一冊、一名威公御年譜、伝記です ３３、石尾筆記 ①、②、③目録、一冊、随筆です ３４、石川忠総留書 ①、石川忠総②、正徳五年③解題、写本二巻、諸家覚書の類を集めたもので、長湫合戦、伊賀越の記など抄出しています ３５、石川正西見聞集 ①、石川正西②、③目録、二巻、一名正西見聞集です ３６、石田軍記 ①、②、③解題、石田三成に関する軍記。五冊物､写本四巻物､十五巻もの同名の書三巻有ります ３７、石谷土入書 ①、石谷土入②、寛文九年③解題、「直孝公之御咄覚書」と記して、井伊直孝が一生事績の大略を記したものです ３８、維新公自記 ①、島津義広②、③目録、一冊、一名維新公御日記 記録です ３９、渭水見聞録 ①、渭水清世②、元文元年③解題、写本四巻、蜂須賀家の記で、正利から綱道に至る七代の編年史です ４０、異説区々（いせつまちまち） ①、和田鳥江②、寛政年間③目録、一名「異説まちまち」、随筆です ４１、渭水見聞録 ①、渭水清世②、元文元年③解題、写本四巻、蜂須賀家の記で、正利から綱道に至る七代の編年史です ４２、伊勢兵乱記 ①、米山七十郎②、③目録、一冊、戦記です ４３、板倉政要記 ①、②、③解題、写本十巻、板倉勝重、重宗父子が京都にての施政訴訟の大要を記したものです ４４、板倉伝記 ①、②、③目録、一冊、家伝です ４５、板倉家秘蔵録 ①、②、③目録、一冊、一名愚家秘蔵録、家伝です ４６、聿修録（いっしゅうろく） ①、藤堂高兌②、③解題､二冊、藤堂和泉守高虎の一世間の記録です ４７、逸史 ①、中井積善②、寛政八年③解題、十三巻、徳川家康一代の事績を記したものです ４８、逸話 ①、室 直清②、③解題、写本二巻、一名鳩巣小説と云、将士の逸事を記載した随筆集です ４９、伊東法印物語 ①、伊東法印②、③目録、一冊、伊東法印三河記、雑史です ５０、井上玄桐筆記 ①、井上玄桐②、寛政十年③解題、写本一巻、徳川光圀が、臣藤井紋太夫を手誅した事の事実顛末を記述したものです ５１、異本翁物語 ①、②、③解題､写本一冊、武田氏の韮崎合戦、戸石合戦等記したものです ５２、今川記 ①、斎藤道斎②、③解題、写本四巻、一名「富麓記」といいます ５３、今川系図 ①、②、③解題、写本一巻、今川家の祖国氏基氏より、大炊御門経敦室に至るまでの系図です ５４、今川仲秋文書 ①、②、③目録、一冊、「今川仲秋並武田晴信文書」か？ ５５、遺老物語 ①、日下部衡編②、享保十八年③目録、二十巻、「遺漏物語」か、雑記です ５６、岩淵夜話 ①、大道寺友山②、③解題、写本一巻、徳川家康生涯の事歴を記述したものです ５７、巌谷物語 ①、②、③解題、写本一巻、岩屋物語、雅文にて書かれた物語で、女才色優れた人の出世物語です ５８、陰徳太平記 ①、香川正短②、③解題、八十一巻、関西諸家の興廃、武将の優劣等を集録した軍記です ５９、蔭涼軒日録 ①、②、③目録、一名鹿苑蔭涼軒日録、日記です ６０、上野赤坂庄和田記 ①、②、③目録、一冊、一名古和田記、別本有ります ６１、浮田秀家記 ①、山崎重次②、③目録、一冊、伝記です ６２、氏家記 ①、②、③目録、三巻一冊、雑記です ６３、牛窪密談記 ①、中神行忠②、元禄十四年③目録、一冊、一名牛久保密談記といいます ６４、氏郷記 ①、②、③解題、三巻、蒲生氏郷の事績を記した実録です ６５、打出杭（うちでくい） ①、②、③解題、写本一巻、井澤節の「武士訓」中の刀剣を評論したものです ６６、宇都宮記 ①、②、③解題、写本一巻、永禄二年常州小田原城主氏治と合戦した宇都宮氏の事績を略記したものです ６７、梅北記（うめきたき） ①、②、③目録、一名「坂井軍記」と云、別本あります ６８、梅北物語 ①、②、③目録、戦記です ６９、浦上宇喜多両家記 ①、②、③解題、写本一巻、備前佐伯天浦山浦上氏の事を略記、後に宇喜多家の事を詳叙したものです ７０、永享記 ①、②、③解題、写本一巻、永享八年の頃より長禄元年頃に至る戦記で、鎌倉合戦・村岡合戦等の記述があります ７１、永日記 ①、永井道清②、寛文二年③目録、一冊、記録です ７２、永禄巳来大事記 ①、林 怒②、③解題、写本一巻、永禄元年三好、松永謀叛に戦った明暦四年松平隠岐守、永井信濃守等の略記です ７３、永禄覚書 ①、長谷小兵衛②、延宝八年③解題、写本一巻、徳川家康、及び其家臣に関する記録です ７４、永禄六年諸役人符 ①、②、③解題、一巻、永禄六年中、御共番、御部屋衆､申次等の役割を記したものです ７５、越後軍記 ①、白 雲子②、元禄十五年③解題、十二巻、長尾影虎の素正より其一生間の事実を叙し、景勝上杉氏が国を治めるまで叙したものです ７６、越後野史（えちごやし） ①、小田島充②、文化十二年③目録、二十巻、一名「越後野志」か、雑史です ７７、越後名寄 ①、丸山元純②、宝暦六年③解題、写本三十一巻、一名「越後名録」と云、越後国に関する事物の名目を分類列記したものです ７８、越前黄門年譜 ①、②、③解題､写本二巻、越前黄門秀康の誕生から死去するまでの年譜です ７９、越前家覚書 ①、安藤七郎右衛門②、③解題、写本一巻、天正二年秀康の出生から元和三年までを記したものです ８０、越国内輪老師物語 ①、加治業治②、正保三年③目録、一名越国内輪弓箭老師物語、戦記です ８１、越杉小説 ①、②、③解題、写本一巻、越後上杉謙信、景勝の事績を記したものです ８２、越州軍記 ①、②、③目録、四巻、一名朝倉記、戦記です ８３、越叟夜話 ①、②、③解題、写本一巻、黄門秀康の事を主に記したものです ８４、越登加三州志 ①、富田景周②、寛政十年③解題、写本二十一巻、越登賀の三国に関する永延元年から万治元年に至る事実を網羅した書です ８５、越藩史略 ①、井上素良②、安永十年③目録、通史です ８６、江戸砂子 ①、菊岡沾凉②、③解題、八巻、江戸の名所温故誌です ８７、江戸名所図絵 ①、斎藤幸雄②、天保七年③解題、七巻、詳細な江戸の絵入地誌です ８８、榎本氏覚書 ①、②、③目録、一冊、一名「川越榎本氏覚書」と云、雑記です ８９、円福寺記録 ①、②、③目録、一冊、寺の記録です ９０、往古令法集 ①、益田雄傳②、享保十九年③解題､写本一巻、徳川氏代々の制法類を輯録したものです ９１、奥相茶話 ①、②、宝文七年③目録、十冊、一名「奥相茶話記」と云、磐城の戦記です ９２、近江輿地誌略 ①、塞川辰清②、享保十九年③解題、写本百巻、近江国の地誌です ９３、嚶嗚館遺草 ①、細井徳民②、天保六年③解題、六巻、著者の雑著を集めたものです ９４、奥陽軍秘録 ①、②、③目録、三冊、戦記です ９５、大久保家記別集 ①、②、③解題、写本一冊、大久保一家新八郎忠俊より同加賀守忠任に至るまでの伝統事績を掲載したものです ９６、大坂冬陣日記 ①、②、③目録、一冊、大阪冬陣の記録です ９７、大坂記 ①、②、③解題、写本、大阪乱の発端から家康の凱旋までを記したものです ９８、大坂口実記 ①、②、③解題、写本三巻、慶長三年秀吉死去から元和二年家康死去までを記録したものです ９９、大坂籠城記 ①、②、③解題、写本一巻、大阪冬夏の陣を記録したものです １００、大坂役榊原家中留書 ①、村上弥右衛門②、元和元年③目録、一冊、一名「村上文書」と云、大阪役の記録です １０１、大坂一乱起之覚書 ①、②、③解題、写本一冊、大仏供養停止の事より大阪陣の事に至るを叙したものです １０２、大坂御陣覚書 ①、②、③解題、写本三巻、一名｢攝戦実録」と云、大阪陣の全てを記録したものです １０３、大阪御陣山口休菴咄 ①、山口休菴②、享保十一年③解題、写本一巻、慶長十八年より元和元年に至る大阪城にて実見した戦況実記です １０４、大坂物語 ①、②、③解題、写本一巻、慶長以後大阪の争乱、将軍家の盛衰を絵入物語に書き綴ったものです １０５、大坂陣物語 ①、②、③目録、一冊、大阪陣の戦記です １０６、大坂物語 ①、②、③解題､二巻、慶長以後大阪の争乱、将軍家の盛衰を草紙本にしたものです １０７、大重平六覚書 ①、大重平六②、③目録、一冊、記録、島津氏朝鮮役記録です １０８、大友記 ①、②、③解題、写本一冊、豊後大友氏に関する記事、義長の時の戦記を主としたものです １０９、大曲覚書 ①、大曲藤内②、③目録、一冊、戦記です １１０、大三川志（おおみかわし） ①、松平頼寛②、③解題、写本百一巻、家康の誕生から元和二年までの徳川家の事績を詳述したものです １１１、大三川志附録 ①、松平頼寛②、③目録、一名天正征韓記といいます １１２、大村勘介記 ①、②、③目録、「大村勘助家記」か、島原乱の戦記です １１３、岡田竹右衛門記 ①、岡田元治②、③解題、写本一巻、家康時代の松平周防守の事績を覚書した略実書です １１４、荻田主馬覚書 ①、荻田主馬②、③目録、一冊、記録です １１５、翁物語 ①、小早川能久②、明暦元年③解題、写本四冊、主として軍事上の事を記したもので、上杉氏の小田原城責め、北条五代の事等記したものです １１６、翁草 ①、神澤杜口②、安永五年③解題、写本百一冊、百四五十年間に於ける世説口碑に伝する軍談武功を記載したものです １１７、奥平家伝記 ①、②、③解題、写本一冊、「奥平家系」と異同あり、信昌の時より家康に仕え、戦功を詳細に記したものです １１８、桶狭間合戦記 ①、田宮篤輝②、③目録、一冊、一名「新編桶狭間合戦記」と云、桶狭間戦記です、別本があります １１９、押小路日記 ①、押小路実富②、③目録、二冊、実富の日記です １２０、織田真記 ①、織田長清②、享保二年③解題、十五冊、太田牛一の「信長記」を家禄により増訂した日記書です １２１、小田原編年録 ①、間宮士信②、③解題､写本十八巻、北条早雲から氏直まで五代の盛衰を記したものです １２２、小田原記 ①、②、③解題、写本九巻、小田原北条五代の記で、早雲より氏直に至るまでの事績を詳記したものです １２３、小田原日記 ①、山角定勝②、③目録、二巻一冊、日記です １２４、落穂集 ①、大道寺友山②、③解題、写本三十巻、徳川家康一世の事と他家の事績を遣老の物語等を引証して記録したものです １２５、落穂集追加 ①、大道寺友山②、③解題、写本五巻、落穂集を根本として冊削したものです １２６、落穂雑談一言集 ①、松平忠明②、文化八年③目録、随筆集です、四十冊 １２７、落穂余談 ①、②、③目録、一名「観恵文話」と云、雑記です １２８、小槻孝亮宿禰日次記 ①、小槻考亮②、③目録、一名弘誓院記、日記です １２９、乙骨太郎左衛門覚書 ①、②、③目録、一冊､家伝です １３０、小幡景憲家伝 ①、②、③目録、一名「景憲家伝」といいます １３１、淤裳比与流日（おもいのよるひ） ①、古筆了伴②、嘉永元年③目録、一名思ひよる日、伝記です １３２、小宅三右衛門先祖書 ①、②、③目録、一冊、系譜です １３３、御湯殿上日記 ①、②、③目録、一名御湯殿記、日記です １３４、尾張葉栗見聞集 ①、吉田正直②、③目録、一冊、地誌です １３５、尾張志 ①、深田香実②、天保十四年③目録、六十一巻、地誌です １３６、恩栄録 ①、小田彰信②、③目録、三巻、政治、慶長五～文政１２年までです １３７、御九族記 ①、②、③目録、一冊、雑書です １３８、温故私記 ①、岡重政恒②、③目録、十六巻八冊、地誌です か行（１３９～３５６） 上に戻る １３９、槐記 ①、山科道安②、享保九年③目録、十四冊、一名雲上茶話、随筆です、 １４０、改元物語 ①、林 鵞峯②、③目録、一名「改元格」､雑史です １４１、貝塚天満移位記 ①、②、③目録、一冊、一名貝塚天満御移位記、真宗です １４２、改撰武家盛衰記由緒書 ①、小野高尚②、③目録、十冊、雑史です １４３、甲斐国寺社由緒書 ①、②、文政九年③目録、一冊、甲斐の寺社の由緒書です １４４、甲斐国志 ①、松平定能②、文化十一年③解題、百二十三巻、甲斐の国に関しての精密に編纂したものです １４５、加越戦争記 ①、岡本慶雲②、③解題、写本二巻､天正十二年からの佐々成政と前田利家との加越境の戦いを記録したものです １４６、花莚記 ①、②、③目録、一冊、伝記、井伊道孝の事蹟です １４７、華押藪 ①、新井白石②、③目録、四巻、花押 別本有ります １４８、多賀谷七代記 ①、多賀谷経忠②、延享四年③解題、写本一巻､多賀谷家政より、重経に至る十四代間の事を記したものです １５０、鶴頭夜話（かくとうやわ） ①、小早川能久②、明暦二年③目録、一名翁物語、随筆、別本有ります １５１、額波集 ①、②、③目録、一冊、一名｢土話集」、雑記です １５２、景憲物語 ①、②、寛永十九年③目録、一冊、一名小幡記、兵法です １５３、柏崎物語 ①、能勢市兵衛②、③解題、写本三巻、天正､文禄、慶長に於ける信長､秀吉、家康等の軍事物語です １５４、甲子夜話 ①、松浦 清②、③解題､百巻、著者（肥前平戸城主）の見聞筆記です １５６、春日山日記 ①、大塚貞傳②、③解題、写本三十巻、越後国長尾為景から上杉謙信の戦策等を記したものです １５７、片襲記（かたかさねき） ①、②、③目録、十一冊、 １５８、片桐記 ①、②、③解題、写本一冊、市正且元が秀頼の疑いを受けて引籠りの事の顛末を記したものです １５９、華頂要略 ①、藤原為善②、③目録、百五十巻、天台宗 １６０、盍簪録（かつしんろく） ①、伊藤長胤②、③解題､二巻、著者の見聞実記等を編纂したものです １６１、葛藤別紙 ①、雲作軒形流②、享保六年③目録、雑史、別本有ります １６２、仮名年代記 ①、②、③目録、一冊、年代記 １６３、兼見卿記（かねみきょうき） ①、吉田兼見②、③目録、十八冊、日記です １６４、兼山記 ①、②、③解題、写本一巻、濃州可児郡兼山城の沿革を記したものです １６５、江濃記 ①、②、③解題、一巻、江州佐々木氏に関する記録です １６６、樺山紹釼日記 ①、樺山忠助②、③目録、一冊、一名「樺山兵部大輔忠助法師紹剣自記」です １６７、鎌倉九代記 ①、浅井了意②、③解題、十二巻、一名「北条九代記」です １６８、鎌倉九代記後記 ①、②、③目録、一冊、一名｢鎌倉管領九代後記」、雑記です １６９、鎌倉大日記 ①、②、③解題、一折、源頼朝から豊臣氏までの大年表です １７０、蒲生文武記 ①、②、③解題、写本六巻、蒲生氏貞秀から氏郷までの文武事歴を記録したものです １７１、蒲生軍記 ①、②、元禄八年③解題、六巻、蒲生氏の盛衰事歴を記したものです １７２、川上久国談話 ①、②、③目録、一冊、雑記です １７３、川崎氏筆記 ①、②、③目録、一冊、一名「芸州川崎氏筆記」、家記です １７４、川角太閤記 ①、②、③解題、写本一巻、天正十年を始めとして豊太閤の一生の事績を記したものです １７５、河中五ヶ度合戦記 ①、②、③目録、一冊､一名｢川中島五戦実記」「就御尋書上候信州川中島五ヶ度合戦之次第戦記」です １７７、寛永三年上洛記 ①、②、③目録、一冊、記録です １７８、寛永日記 ①、②、③目録、記録、江戸幕府日記です １７９、寛永系図 ①、林 羅山②、寛永十八年③目録、百八十六巻、一名寛永諸家系図伝、系譜です １８０、寛永小説 ①、林 信篤②、③解題，写本一巻、寛永年間に於ける幕府君臣の言行を略記したものです １８１、管規武鑑 ①、夏目定房②、③解題，写本九巻、上杉謙信及び藤田、永井、夏目等の事を記したものです １８２、閑際筆記 ①、藤井 減②、③解題、三巻、和漢の雑事、古人の言行等を仮名書の随筆集です １８３、寒松日記（かんしょうにっき） ①、竜派禅珠②、③目録、十一冊、 １８４、関侍伝記（かんじでんき） ①、②、③目録、七巻、雑史です １８５、寛政重修諸家 ①、堀田正敦②、文化九年③目録、千五百三十巻、一名「寛政譜」です １８６、閑窓慎話 ①、②、③解題、写本四巻、江戸城及び山王社の事、から元禄年間の雑記です １８７、関東兵乱記 ①、②、③解題、写本二巻、関東管領上杉累代の戦記を記したものです １８８、関東八ヶ国幕下名将記 ①、②、③解題，写本二巻、北条氏康，氏政等関東八ヶ国の武将の事績を記したものです １８９、関難間記（かんなんかんき） ①、②、③目録、二巻二冊、戦記です １９０、関八州古戦録 ①、②、③解題、写本二十巻、天文年間より天正年間までの関以東に於ける戦いを録し、「関侍傳」に参考として大成したものです １９１、神戸休五郎覚書 ①、②、③目録、一冊、一名神戸久五郎覚書、記録です １９２、寛明日記 ①、②、③目録、七十一巻、雑史、一名寛明事蹟録です １９３、翰林胡蘆集 ①、景徐周鹿燐②、③目録、漢詩文です １９４、翰林五鳳集 ①、以心崇伝②、③目録、六十四巻、漢詩文です １９５、紀伊記 ①、武内玄龍②、③解題、写本四巻、紀伊一国の沿革、城、風俗等記したものです １９６、義演准后記 ①、義 演②、③目録、六十二冊、記録日記です １９７、聞書雑話集 ①、②、③目録、五冊、雑記です １９８、菊地風土記 ①、渋江公正②、寛政六年③目録、八巻、大分地誌です １９９、貴言為考記（きげんいこうき） ①、松永道斎②、③目録、三巻、伝記です ２００、帰厚録 ①、石谷土人②、文政元年③目録、一冊、伝記です ２０１、紀侯言行録 ①、真 如②、③目録、一名「大君言行録」「紀州南竜公言行録」、伝記です ２０２、義公行実 ①、安積澹泊②、元禄十四年③目録、一冊､伝記です ２０３、義公遣事 ①、中村篁渓②、③目録、一冊､伝記です ２０４、紀州家大坂陣覚書 ①、②、③目録、一冊、一名「大坂御陣覚書」、記録です ２０５、岸半右衛門覚書 ①、②、③目録、一冊、記録です ２０６、紀州根来由緒書 ①、②、③目録、一冊、一名根来合戦記、家伝です ２０７、木曽殿伝記 ①、②、③目録、一冊、雑記です ２０８、北川遺書 ①、北川次郎兵衛②、③解題，写本一巻、北川遺書記か、関ヶ原の役、大阪の役の見聞記録です ２０９、北畠物語 ①、②、元禄七年③目録、七冊、家録です ２１０、喜連川判鑑（きれつはんかがみ） ①、②、③目録、一名足利判鑑です ２１１、木戸豊前覚書 ①、城戸清重②、③解題、写本一巻、城戸豊前覚書か、本名「弓箭物語」と云、城戸豊前守の軍中談話です ２１２、紀年録 ①、虎関師鉢②、③目録、禅宗、別本有ります ２１３、紀伊国物語 ①、②、③解題，写本一巻、一名｢本多藤四郎覚書」徳川家康を主として、武田・上杉・織田・豊臣等の逸事を記したものです ２１４、木村又蔵覚書 ①、②、③目録、二巻二冊、一名｢清正記」、戦記、別本有ります ２１５、木村重成書 ①、木村重成②、③目録、一名正木村重成書状、書簡、姉婿猪飼左馬之介宛です ２１６、鳩巣小説（きそうしょうせつ） ①、室 直清②、③解題、写本六巻、一名「可観小説」といいます ２１７、九州治乱記 ①、②、③解題、写本九巻、享禄から天正年中までの西国の諸候の戦乱の事実を記したものです ２１８、九州御動座記 ①、②、天正十五年③目録、一冊、記録です ２１９、九州道之記 ①、細川幽斎②、③目録、一冊、一名「玄旨海道記」、 紀行です ２２０、京都町家旧事記 ①、②、③目録、一冊、一名永代重宝之書物、雑記です ２２１、京之水 ①、秋里離島②、③解題、二巻，京都の地誌です ２２２、仰景録（ぎょうけいろく） ①、山口春水②、明和二年③目録、一名酒井忠勝言行録、伝記です ２２３、仰高録（ぎょうこうろく） ①、②、③目録、一冊、一名「徳川正宗言行録」、伝記、別本有ります ２２４、玉音集 ①、林 信篤②、③目録、一冊、伝記です ２２５、玉埃集（ぎょくじゅんしゅう） ①、②、③目録、一名「結城戦場別記」です ２２６、玉話集 ①、②、③目録、一冊、伝記、津軽信政の言行録です 別本有（戦記）ります ２２７、玉露証話 ①、②、③解題，写本一巻、中古以来の諸家の来歴、兵家将士等の逸話を記したものです ２２８、玉嶺談 ①、納 寛好②、文政三年③解題､四巻、玉嶺叢談か、軍事､国号､日月等の事を記したものです ２２９、玉露叢 ①、林 怒②、延寶二年③解題，写本四二冊、慶長三年から寛文十一年までの国家の出来事を記したものです ２３０、京都将軍家譜 ①、林 羅山②、寛永十八年③目録、二巻二冊、軍譜です ２３１、清正記 ①、木村又蔵②、③解題、写本一巻，清正を主として諸将の軍功を記したものです ２３２、清正行状 ①、森本義太夫②、③解題、写本二巻、肥後加藤清正が一生間の行賞を記したものです ２３３、享禄已来年代記 ①、②、③解題、写本一巻、享禄元年から慶安二年までの大事件を記したものです ２３４、吉良日記 ①、②、③目録、一冊、日記です ２３５、切支丹蜂起覚書 ①、②、③目録、記録です ２３６、近古武事談 ①、山口武成②、文久二年③目録、三巻三冊、雑史です ２３７、近古史談 ①、大槻磐渓②、安政元年③目録、四巻四冊、雑史です ２３８、近世人鏡録 ①、角田 簡②、文政四年③解題、写本十巻、徳川家康以来諸人の事績を集録したものです ２３９、近世名臣諫諍録 ①、疋田秋隆②、③目録、三冊、伝記です ２４０、近世叢語 ①、角田 簡②、文政五年③解題，八巻，凡そ慶長元和以来の逸事異聞を収録したものです ２４１、近代雑記 ①、林 羅山②、③目録、一冊、雑記、別本有ります ２４２、近代武勇記 ①、②、延享二年③解題、写本四巻、近代武人の逸事功業と舎利寺合戦等記したものです ２４３、公卿補任（くぎょうぶにん） ①、②、③目録、百三冊、補任です ２４４、久保之取蛇尾（くぼのすさび） ①、入江昌幸②、③目録、三巻､一名真珠の船、随筆です ２４５、久米田軍記 ①、②、③目録、戦記、足利李世記内です ２４６、黒田如水記 ①、②、③解題，写本一巻、慶長五年以来、如水の軍事を略記したものです ２４７、黒田廿四将伝記 ①、②、③目録、一冊、伝記、黒田二十四騎伝記です ２４８、黒田長政記 ①、②、③目録、一冊、伝記、続群所類従内です ２４９、黒田故郷物語 ①、②、③解題、写本一巻、黒田如水の一生事績を詳述評記したものです ２５０、黒田如水碑銘 ①、②、③解題，写本一巻、漢文碑名です ２５１、黒田長政碑銘 ①、②、③解題，写本一巻、漢文碑名です ２５２、黒田長政遺言 ①、②、③目録、一名「黒田長政公御遺書」、伝記です ２５３、黒田勲功録 ①、②、③目録、二十七冊、戦記です ２５４、黒本尊縁起 ①、②、嘉永元年③目録、一冊、寺院です ２５５、畔柳助九郎覚書（くろやなぎすけくろうおぼえがき） ①、②、元和七年③目録、一冊、一名畔柳助九郎武重覚書、戦記です ２５６、君臣言行録 ①、人見 節②、③解題、写本八巻、徳川家康、秀忠、家光三代に於ける君臣の嘉言善行を編輯したものです ２５７、君則（くんそく） ①、②、③解題、写本五巻、吉備芳烈公光政の嘉言善行を集録したものです ２５８、慶延略記 ①、②、③目録、六冊､慶長六～延宝八の記録です ２５９、桂館野乗（けいかんやじょう） ①、原 雙桂②、文化十四年③目録、一冊、随筆です ２６０、慶元記 ①、北条氏長②、③解題、二十巻、一名慶元記参考、戦記です ２６１、敬公事蹟 ①、②、③目録、一名尾藩敬公事蹟です ２６２、系図纂要 ①、飯田忠彦②、③目録、系譜です ２６３、慶長年中記 ①、板坂ト斎②、③解題、写本一巻、本書一名「板坂記」といいます ２６４、慶長軍記 ①、植木 悦②、寛文八年③解題、写本十九巻、慶長の軍事を古老,旧記にて編輯した軍記です ２６５、慶長記 ①、板坂ト斎②、享保六年③目録、写本三巻、徳川家康に関する日記です，一名「ト斎日記」です ２６６、慶長治乱記 ①、井上重政②、③目録、戦記です ２６７、慶長年録 ①、②、③目録、雑記です ２６８、慶長見聞書 ①、②、③解題、五巻、慶長二年秀吉伏見築城から大阪役までの雑録です ２６９、慶長小説 ①、林 鳳岡②、③目録、一冊、戦記、別本有ります ２７０、芸陽記 ①、②、③目録、大分の地誌です ２７１、献可録 ①、室 鳩巣②、宝暦十年③目録、三巻三冊、一名建夏録、政治 ２７２、元寛日記 ①、②、③目録、一名元寛記、記録、別本有ります ２７３、剣光録 ①、藤 夕室②、③目録、一冊、一名蒲生剣光録、伝記です ２７４、謙信記 ①、清野助治郎②、③目録、一冊、伝記です ２７５、謙亭筆記 ①、野宮定基②、③目録、一冊、雑記、一名有職指挙集です ２７６、見聞私記（けんもんしき） ①、②、③目録、一冊、雑記、萩毛利家 別本有ります ２７７、見聞集 ①、②、③同名本多くあります ２７８、見聞随筆 ①、②、③同名本多くあります ２７９、源流綜貫 ①、彰考館撰②、③目録、系譜です ２８０、元和先鋒録 ①、藤堂高文②、明和六年③解題、写本二巻、大阪夏陣の日次記で、内題に「大阪夏御陣覚書」といいます ２８１、元和年録 ①、②、③解題,写本四冊、元和元年から同九年までの徳川氏の記録です ２８２、元和小説 ①、②、③解題,写本一巻、元和元年から同九年までの略日記で、武家に関する記事です ２８３、甲越春秋 ①、松原 秦②、安政三年③解題、四巻、上杉謙信、武田信玄の事績を詳述したものです ２８４、甲越戦争記 ①、香西成資②、享保年中③目録、七冊、戦記です ２８５、甲越五戦記考正 ①、出浦清命②、寛政十二年③目録、五巻五冊、一名甲越五戦記、戦記です ２８６、校合雑記 ①、②、③解題、写本二十巻、幕府時代の諸将士の遺績逸事を輯録したものです ２８７、甲賀組由緒書 ①、②、③目録、一冊、伝記です ２８８、甲賀廿一家先祖書 ①、②、③目録、一冊、伝記です ２８９、高坂半斎記 ①、高坂半斎②、③解題、写本一巻、内に「田中兵部殿関ヶ原の御陣の時、江戸川先登之話」とあります ２９０、甲州将士人考 ①、②、③目録、三巻、一名甲州武田家人名考、考証したものです ２９１、行賞録 ①、新井白石②、③目録、二巻、伝記、別本有ります ２９２、江城年録 ①、②、③解題、写本一巻、元和十年から寛永四年に至る徳川家の日記です ２９３、好人録 ①、三輪希賢②、③目録、伝記、言行録、別本有ります ２９４、高代寺日記 ①、②、③目録、二冊、一名塩川家臣日記です ２９５、幸展深秘録（こうてんしんびろく） ①、②、③目録、一冊、随筆です ２９６、公程間暇雑書 ①、浅川伝右衛門②、宝永十九年③目録、一名浅川聞書、雑記です ２９７、国府台軍記（こうのだいぐんき） ①、②、③目録、五巻一冊、一名天文永禄国府台軍記、戦記です ２９８、黄門行状 ①、大原武清②、寛文十年③目録、一冊、一名越前黄門行状、伝記です ２９９、高野春秋（こうやしゅんじゅう） ①、②、③目録、一名高野春秋編年輯録、寺院懐英編です ３００、高野山過去帳 ①、②、③目録、二冊、名鑑です ３０１、甲陽合戦伝記 ①、小幡景憲②、③解題、写本五巻、主に武田信玄の軍事に関する記録です ３０２、甲陽合戦覚書 ①、青木義済②、③解題、写本一冊、主として武田信玄の軍戦に関する記録です ３０３、講余雑談 ①、中野兼惟②、③目録、一冊､随筆です ３０４、甲陽軍鏡 ①、高坂昌信②、③解題、二十巻、武田信玄に関する雑多の記録です ３０５、甲乱記 ①、春日摠二郎②、正保三年③目録、戦記です ３０６、国恩録（こくおんろく） ①、大野武範②、③目録、七巻､伝記です ３０７、国群全図 ①、青山元宜②、文政十一年③目録、二巻二冊、地誌です ３０８、国士舘日録 ①、林 鵞峯②、③目録、十八冊、日記 寛文２～１０ 別本有ります ３０９、国史（こくし） ①、渋井考徳②、明和八年③解題、写本二十七冊、徳川家康以下七代家継までの略史です ３１０、国史略 ①、岩垣松苗②、文政九年③解題、五巻、上は神代から天正十六年までの事を「十八史略」と同じ方法で記したものです ３１１、国史纂論 ①、山縣 禛②、弘化三年③解題、十巻、大日本史、羅山文集の史論を抜粋して論評を附したものです ３１２、国朝大業広記 ①、樋口栄芳②、明和元年③解題、十巻、大日本史、羅山文集の史論を抜粋して論評を附したものです ３１３、古今茶人系譜 ①、②、③目録、一名茶人系譜、系譜です ３１４、古今城主攻守記 ①、②、貞享元年③目録、戦記です ３１５、古今感状集 ①、②、③解題、写本三巻、武士の感状を集録したものです ３１６、古今武勇覚書 ①、②、③解題、写本二巻、戦国以来の武勇、知謀、義烈等に関して雑載したものです ３１７、古士談話 ①、②、③解題、写本五巻、豊臣徳川頃の武士の事歴を記載したものです ３１８、古実話 ①、長野素恒②、享保九年③解題、写本九冊、古實咄足利将軍以来、享保年間の至る武家の事歴、戦話等の事を記したものです ３１９、古人物語 ①、森舎知立②、③目録、一冊、佐竹氏の伝記です ３２０、小須賀氏覚書 ①、②、③目録、一名慶長集、小須賀信之の記録です ３２１、古戦覚書 ①、夏目郡八②、③解題、写本一巻、慶長元和の諸家の古戦談を覚書したものです ３２２、古戦抜書 ①、②、③解題、写本一巻、武家高名記事によりて、諸家の古戦を略抄したものです ３２３、古戦評談 ①、神田勝久②、③解題、写本一巻、尾張国桶狭間合戦の始末を詳述したものです ３２４、御撰大坂記 ①、②、③解題、写本十九巻、幕府の撰述による大阪陣の記録です ３２５、御先祖記 ①、②、③解題、写本五巻、一名「御先記」と云、徳川家康の系図及び戦記です ３２６、後太平記 ①、多々良一竜②、延宝五年③目録、四十二巻二十二冊、戦記です ３２７、古談筆乗 ①、蜂屋可教②、享保九年③目録、二冊、伝記です ３２８、木造系図（こずくりけいず） ①、②、③目録、一冊、一名川方系図、系図です ３２９、語伝集 ①、②、③目録、五巻五冊、一名武家物語、戦記です ３３０、後藤又兵衛政次伝 ①、②、③解題、写本一巻、後藤又兵衛伝、豊臣氏の臣、後藤又兵衛政次の大略を記したものです ３３１、後藤合戦記 ①、長野半右衛門②、③目録、一冊、戦記です、 ３３２、古諺記 ①、牛込重恭②、③解題、写本一巻、一名「牛込家傳」「時楽記」と云、板倉周防、酒井雅楽、安藤帯刀等が集録したものです ３３３、小西一行記 ①、②、慶長十五年③目録、六冊、雑記です ３３４、御年譜附尾 ①、徳川義直②、天保三年③解題、写本三十巻、「御年譜」に附尾した年譜です ３３５、御年譜微考 ①、岸 貴束②、③解題、十一巻、徳川家康の誕生から天正十七年に至る年譜です ３３６、御年譜 ①、徳川義直②、③解題、写本五巻、一名「家康公卿年譜」です ３３７、小早川式部翁物語 ①、②、③解題、写本二巻、徳川時代に於ける諸家の逸事美談を物語したものです ３３８、小早川隆景伝 ①、青山延光②、③目録、一名小早川隆景御伝、伝記です ３３９、古文書類纂 ①、武藤元信②、③目録、一名長家古文書類纂、文書です ３４０、小牧御陣長湫合戦記 ①、峰屋牧元②、③小牧御陣記か、解題、写本一巻、尾張小牧合戦の始末を記したものです ３４１、小牧戦話 ①、新井君美②、③解題、写本一巻、小牧御陣記を増補したものです ３４２、木侯土佐紀年自記 ①、木侯守勝②、③解題、写本一巻、著者一世間を子孫に残すため記したものです ３４３、小松軍記 ①、②、③解題、一巻、加賀国小松城主丹羽長重に関する軍記です ３４４、御名誉聞書（ごめいよききがき） ①、②、③目録、一冊、一名東照宮御名誉聞書です ３４５、薦野家譜（こものかふ） ①、立花増能②、③目録、七冊、系譜です ３４６、古文書 ①、②、③解題、写本百五十種、全国の寺社及び新旧諸家の所蔵に関る諸古文書です ３４７、虎羽戈雑談 ①、藤堂高虎②、③解題､写本一巻、高虎武州江府に在の時に近従にした談話を輯録したものです ３４８、古老聞集記 ①、②、③解題、写本三冊、元亀天正頃に於ける諸将の武辺話を輯録したものです ３４９、古老覚書 ①、②、安政四年③目録、一冊、雑記です ３５０、古老夜話 ①、②、③解題、写本一巻、徳川家諸将士の武談を掲げたものです ３５１、古老物語 ①、②、山下照庵③解題、写本一巻、徳川家康の略伝、一族の出生等を記したものです、同名本多数あり ３５２、古老諸談 ①、②、③解題、写本二巻、主として徳川家康の事績を記し、慶長以来の国主,城主の大略を記したものです ３５３、古老噺 ①、②、③目録、一冊、雑記です ３５４、御和談記 ①、②、天正十四年③目録、一冊､秀吉家康和睦の雑史です ３５５、艮斎簡話（ごんさいさんわ） ①、②、③目録、一冊、兵法です ３５６、厳助往年記（ごんじょおうねんき） ①、厳助②、③目録、一冊、一名衆妙集、歌文集、 東国陣道之記内です さ行（３５７～５２９） 上に戻る ３５７、菜根百事談（さいこんじだん） ①、無荒逸士②、③目録、五巻五冊、教訓です ３５８、采幣伝（さはいでん） ①、②、③目録、一冊、兵法です ３５９、西遊雑記 ①、古河 辰②、③解題、写本十五巻、九州諸国を訪ねた紀行文です ３６０、西遊記 ①、古河 辰②、③解題、写本七巻、著者の西遊紀行です ３６１、酒井忠勝年譜 ①、②、③目録、一冊、伝記です ３６２、榊原家伝 ①、②、③目録、一冊、家伝です ３６３、佐久間軍記 ①、佐久間常関②、③解題、一巻、織田信長の世臣で功名ある佐久間氏に関する軍記です ３６４、佐々軍記 ①、井沢長秀②、宝永五年③目録、十巻、一名菊池佐々軍記です ３６５、薩摩兵乱記 ①、②、③目録、一冊、戦記、一名薩隅日内乱記です ３６６、薩藩旧記 ①、②、③目録、一冊､随筆です ３６７、雑話 ①、②、③目録、一冊、一名神君御物語、雑史、同本多くあります ３６８、雑話燭談 ①、西川忠英②、③解題、写本七十六巻、徳川氏に関する慶元から元文寛保までの記録です ３６９、雑話筆記 ①、神田勝久②、享保十五年③解題、写本二十巻、将士の逸事、諸国も雑談等見聞を記したものです ３７０、真田家譜 ①、②、③目録、系譜、一名信濃松代真田家譜です ３７１、真田軍功家伝記 ①、②、③目録、家伝です ３７２、実澄記（さねずみき） ①、小倉実澄②、③目録、一冊、武家故実です ３７３、実隆公記（さねたかこうき） ①、三条西実隆②、③目録、文明六～天文五の日記です ３７４、佐野宗綱記 ①、②、③解題、写本一巻、下野国佐野根小屋唐澤城主佐野修理大夫宗綱の事歴を記したものです ３７５、佐野弥七左衛門覚書 ①、②、③目録、一冊、記録です ３７６、沢村大学覚書 ①、②、③目録、一名越中記、雑記です、 ３７７、三国擾乱記（さんごくじょうらんき） ①、②、③目録、雑史です ３７８、三帥戦略 ①、②、③解題、写本一巻、武田晴信,北条氏康、上杉輝虎三将の戦略軍事を略記したものです ３７９、三松録（さんしょうろく） ①、江原竜夫②、③目録、一名改正増補参松伝です ３８０、参州長篠戦記 ①、②、③目録、一冊、一名長篠戦記、戦記です ３８１、三省録 ①、志賀 忍②、天保十三年③解題、五巻、衣服飲食住居の三類に分け,名君賢相の言行を抄録したものです ３８２、三省録後編 ①、原 義胤②、文久三年③解題、五巻、三省録の例を継いで続編に充てたものです ３８３、三王外記（さのうがいき） ①、②、③目録、三巻一冊、一名三朝外記、雑史、綱吉・家宣・家継三代記です ３８４、三藐院記（さんみゃくいんき） ①、近衛信尹②、③目録、一名近衛信尹公記、日記です ３８５、三陽武編全集 ①、②、③解題、写本三十二巻、徳川家康の事績を記した神君恩年譜を基として、其下に真名書の目を繋いだものです ３８６、塩尻 ①、天野信景②、③目録、百巻、一名志本尻 随筆です ３８７、深江記 ①、②、③目録、一冊、キリスト教、 ３８８、四家合考 ①、向井吉重②、寛文二年③解題、写本十二巻、葦名､伊達、蒲生、上杉の四家が会津を領した事歴軍事を記したものです ３８９、志方半兵衛言上書 ①、②、③目録、文書です ３９０、四国軍記 ①、②、③目録、十二巻、一名土佐軍記、土佐国長曽我部氏歴代の事績を輯録したものです ３９１、芝山会稿 ①、大高坂季明②、元禄十年③解題､写本一巻、詩文集で文集を「存一書」詩集を「余花編」といいます ３９２、志士清談 ①、南條八郎②、③目録、五巻、一名「中古正説砕玉話」と云、武林の旧事を登載したものです、一名続武将感状記、伝記です ３９３、事実文編 ①、五弓久文②、嘉永二年③解題、写本四十六巻、天文以来の伝誌雑文を輯録したものです ３９４、賎ヶ岳記（しずがたけき） ①、伊吹玄端②、③目録、四巻四冊、一名賎ヶ岳合戦記、・志津ヶ嶽記です ３９５、市井雑談集（しせいぞうたんしゅう） ①、林自見②、宝暦十四年③目録、三巻、随筆です ３９６、四戦紀聞 ①、根岸直利②、寛永二年③解題､四巻、姉川合戦､味方原合戦、長篠合戦、長久手合戦の四戦を詳記したものです ３９７、士談会稿後編 ①、尾見正数②、③解題、写本十冊、徳川時代諸将士の事例、武備の美談等を集録したものです ３９８、島津記 ①、②、③目録、戦記です、 鳥海叢書２１ ３９９、島津国史 ①、山本正誼②、①、②、③寛政十二年③目録、通史です ４００、島津世禄記 ①、②、慶安元年③目録、一巻､一名大寛実録、家伝です ４０１、島原軍記 ①、②、③目録、戦記です､天草軍記内 ４０２、島原記 ①、②、③解題､写本一巻、肥前島原一揆の諸記録を集めたものです ４０３、島原一揆松倉記 ①、②、享保十九年③解題､写本一巻、肥前島原一起で松倉長門守領内の古老物語を記したものです ４０４、島原合戦記 ①、②、貞享二年③解題､写本五巻、一名「島原記録」と云、肥前島原合戦始末を記したものです ４０５、島原物語 ①、②、③目録、一冊、戦記 ４０６、清水長左衛門由来記 ①、②、③目録、一冊､一名清水長左衛門尉平治由来覚書です ４０７、清水宗治事蹟 ①、永田瀬兵衛②、③目録、伝記です、 ４０８、霜女覚書 ①、入江志も②、③目録、一冊、一名お志も覚書、記録です ４０９、若州観迹録 ①、②、③解題､写本一巻、若狭の国地誌で、「若耶郡談」に洩れたものを拾集したものです ４１０、修史為徴 ①、梶原業惇②、③目録、四巻、記録です ４１１、重編応仁記 ①、②、③目録、十巻二十一冊、雑史です、前集・応仁前記、広集・応仁広記、後集・応仁後記、続後集・続応仁後記 ４１２、集義和書 ①、熊澤伯続②、③解題、十六巻、書簡、心法図解等の義論したものです ４１３、諸家大系図（しゅけおおけいず） ①、洞院公定②、③目録、一名尊卑分脈、系譜です ４１４、舜旧記 ①、梵 舜②、③目録、一名神竜院梵舜記、天正１１～寛永９の雑記です ４１５、舜水文集 ①、②、③目録、二十八巻､一名舜水先生文書です ４１６、勝軍地蔵軍記（しょうぐんじぞうぐんき） ①、②、③目録、一冊、天文～永禄の戦記です、足利李世記内 ４１７、正慶承明記 ①、②、③目録、一名正慶承明日記、正保元～明暦三の日記です ４１８、昇平夜話 ①、高野余慶②、③目録、九巻十冊、雑史です ４１９、松窓漫録 ①、②、③目録、六巻、随筆です ４２０、松隣夜話 ①、②、③解題、三巻、関東での両上杉の戦い、上杉謙信の事を記したものです ４２１、松栄紀事 ①、②、③目録、一名武徳大成記 解題、写本三十巻、徳川家康の武功を詳述したものです ４２２、定慧円明国師虚白録 ①、南化玄興②、③目録、四冊、一名虚白和尚語録、臨済 ４２３、貞享書上 ①、②、③目録、百一冊、一名語牒余録、家伝です ４２４、諸家大秘録 ①、②、③解題、写本十二巻、一名「諸家深秘録」と云、慶長以来の諸家の教令條目等集めたものです ４２５、諸家深秘録 ①、②、③解題、写本十二巻、一名「諸家大秘録」です ４２６、諸家系図 ①、洞院公定②、③解題、十四巻、原名「尊卑分脈」です ４２７、諸家系図纂 ①、徳川光圀②、元禄五年③解題、写本七十三巻、源平以下諸家の系図を纂輯したものです ４２８、恕斎随筆 ①、宮坂恕斎②、③目録、二巻、一名昔今之記です ４２９、常山文集 ①、湯浅元禛②、享保九年③解題、二十巻､著者の詩文集です ４３０、常山紀談 ①、湯浅元禛②、元文四年③解題、十五巻、上杉､織田、徳川、其他大小候伯及び仕人に関する雑談を記したものです ４３１、諸将物語 ①、②、③目録、一冊、伝記です ４３２、諸士軍談 ①、②、③解題、写本一巻、徳川氏大坂合戦の物語を日次的に記したものです ４３３、常陽四戦記 ①、②、③解題、一巻、常陸国四戦を記したものです ４３４、白川夜話 ①、松平定信②、③解題、一巻、織田信長、豊臣秀吉等の諸将の事を記したものです ４３５、白川故事考 ①、広瀬 典②、③解題、写本一巻、「白川古事考」か、奥州白川の古事を考録したものです ４３６、新著聞集（しんじゅうもんじゅう） ①、②、寛延二年③目録、十八巻八冊、浮世草子です ４３７、神君言行録 ①、②、③解題、写本十巻、徳川家康の言行を編年別に記したものです ４３８、神君語録拾遺 ①、②、③目録、一冊、一名神祖拾遺、伝記です ４３９、新裁軍記 ①、②、享保年中③解題、二十一巻、山口、永正１４～永禄６までの戦記です ４４０、慎終日録（しんじゅうにちろく） ①、小宅 順②、寛文元年③目録、一冊、日記です ４４１、新編相模風土記 ①、間宮士信②、天保十二年③解題、百二十六巻、相模国の地誌です ４４２、新編武蔵風土記 ①、間宮士信②、③目録、二百六十五巻、一名新編武蔵風土記稿、地誌です ４４３、新撰信長記 ①、②、③解題､写本十三巻、織田右府の事績を記したものです ４４４、新撰豊臣実録 ①、大原武清②、寛文五年③解題、写本三十四巻、秀吉の一生の事績を記したものです ４４５、神聖遣事 ①、②、③目録、十五冊、伝記、家康事蹟です ４４６、新撰和漢合図 ①、道 器②、永禄八年③目録、一冊、年表です ４４７、進退秘訣 ①、久保元英②、③目録、一名関ヶ原合戦進退秘訣です ４４８、信長記（しんちょうき） ①、小瀬道喜②、③解題､十五巻、永禄十一年から天正十年に至る織田信長の事歴を一年一巻にして記したものです ４４９、信長記補遺 ①、②、③目録、一巻、雑史です ４５０、神徳集（しんとくしゅう） ①、鵜殿長快②、③目録、八巻八冊、伝記です ４５１、深秘筺底録（しんぴきょうていろく） ①、②、③目録、二十一巻二十冊、一名筐底録です ４５２、信府統記 ①、水野忠恒②、享保九年③解題、写本三十二巻、信濃国松本の地誌です ４５３、新編常陸国志 ①、中山信名②、③目録、一名常陸国誌､ 地誌、別本多くあります ４５４、新武者物語 ①、拳 学②、宝永六年③目録、八冊、一名近代武家雑談、浮世草子です ４５５、推察記 ①、②、③目録、三巻三冊、一名推察山本日記、雑史です ４５６、垂統大記 ①、小宮山昌秀②、③解題、写本七十二巻、徳川氏祖親氏からの事績を記したものです ４５７、末森軍記 ①、②、③解題、写本一巻、「末守軍記」か、前田利家と佐々成政との戦い顛末を記したものです ４５８、資勝卿記（すけかつきょうき） ①、日野資勝②、③目録、一名凉源院殿御記、日記です ４５９、祐清私記（すけきよしき） ①、伊東祐清②、③目録、盛岡藩の藩史です ４６０、駿河草 ①、林 信篤②、享保元年③解題、写本一巻、徳川家康時代の戦場記事を抄録したものです ４６１、駿河雑誌 ①、阿部正信②、天保十四年③目録、四十九巻七十八冊、一名駿国雑志、地誌です ４６２、駿河国志 ①、榊原長俊②、天明三年③解題､写本八巻、国郡村、府城創業を始めとしたて大略を記したものです ４６３、駿河土産 ①、大道寺友山②、③解題、写本十巻、駿府在城の家康が言行遺蹟を雑記したものです ４６４、駿河志料 ①、高 平②、③解題、写本七十九巻、駿河国の地誌です ４６５、諏訪神社神使御頭之日記 ①、守矢頼真②、③目録、一冊､祭礼、諏訪神使頭之日記です ４６６、駿台雑話 ①、宝 直清②、享保十七年③解題、五巻、学術道徳に関する随筆です ４６７、駿府記 ①、後藤光次②、③解題､写本九巻、一名「駿府政治録」慶長十六年から元和二年までの駿城の細大事を記したものです ４６８、駿話本別集 ①、瑞龍軒②、宝暦六年③解題､写本十巻、徳川家に関する雑記です ４６９、盛衰隠秘録 ①、②、③解題、写本七巻、諸家の盛衰を記したものです ４７０、征韓録 ①、島津久通②、寛文十一年③解題、写本六巻、文禄慶長間における豊臣氏の朝鮮征伐の始末記です ４７１、征韓偉略 ①、川口緑野②、天保二年③目録、五巻、戦記です ４７２、成功記 ①、徳川義直②、③目録、軍記です ４７３、盛香集 ①、清水盛香②、明和七年③目録、五巻一冊、伝記です ４７４、性山公治家記録 ①、田辺希覧②、元禄十六年③目録、六冊、永禄６～天正１２の伊達家記録です ４７５、西山随筆 ①、徳川光圀②、③解題、写本一巻、西山公随筆か、著者の考証的随筆です ４７６、西山遣事 ①、安積 覚②、元禄十四年③解題、写本五巻、水戸光圀の盛徳事績を記述したものです ４７７、勢州軍記 ①、神戸良政②、③解題、写本三巻、伊勢に於ける軍事を記したものです ４７８、青社遺範（せいしゃいはん） ①、②、③目録、一冊、政治 ４７９、西征日記（せいせいにっき） ①、天荊②、天正二十年③目録、日記、別本有ります ４８０、青大録（せいだいろく） ①、桑原茂右衛門②、③解題､写本一冊、青山大膳亮幸利が生涯の美事を記したものです ４８１、政談 ①、荻生茂卿②、③解題､十巻、当時の政治法律制度の事を論し、矯正を記したものです ４８２、正伝珍語鏡（せいでんちんごきょう） ①、②、③目録、二巻、雑記です ４８３、西藩野史（せいはんやし） ①、得能通昭②、宝暦八年③目録、二十二巻、藩史です ４８４、勢陽五鈴遺響 ①、安岡親毅②、元禄四年③目録、一名五鈴遺響、地誌です ４８５、関岡家始末 ①、関岡浮遊②、元和八年③目録、一冊、一名関岡家始末記、戦記です ４８６、関ヶ原軍記 ①、②、③解題､諸本あります ４８７、関ヶ原軍記大成 ①、宮川尚古②、正徳三年③解題、写本四十五巻、伊吹物語、慶五戦記、関原記大成から名を変えたものです ４８８、関ヶ原合戦誌記 ①、②、③解題、写本二七巻、関ヶ原合戦の大意から柳川合戦、州表合戦、諸侯恩賞を記したものです ４８９、関ヶ原始末記 ①、林 道春②、明暦二年③解題、二巻、慶長三年から慶長六年まで、若狭の酒井忠勝の見聞記です ４９０、関ヶ原一乱志 ①、②、③解題、写本三巻、一名「宮川氏聞書」三成逆心から筑前中納言伏見城を攻捕至るを記したものです ４９１、関ヶ原記大全 ①、②、③解題、写本五巻、一名「関ヶ原鑑」といいます ４９２、積翠雑話 ①、②、③目録、一冊、一名積翠雑話抜書です ４９３、関原日記 ①、安部忠秋②、③解題、写本五巻、一名「関ヶ原記」、慶長三年から同六年に至る日次記です ４９４、石卵余史（せきらんよし） ①、②、③目録、二十一巻、雑史、秀吉事績です ４９５、摂戦実録（せつせんじつろく） ①、②、宝暦二年③目録、七十巻、一名平摂広覧、戦記です ４９６、摂津志 ①、並河 永②、享保二十年③解題、十三巻、摂津国の地誌です ４９７、節用集 ①、②、③目録、一名伊京集、易林本節用集、雑字類書です ４９８、銭座鳴海書上 ①、②、③目録、一巻、一名銭座鳴見平蔵書上、記録です ４９９、世免天話草（せめてわぐさ） ①、渋井徳章②、③目録、二編四十巻、一名責而話者草、伝記です ５００、世免天話草拾遺 ①、②、③目録、六冊、一名責而話者草拾遺、伝記です ５０１、勢陽雑記 ①、山中為綱②、明暦二年③目録、十二巻、三重の地誌です ５０２、仙石中興家伝 ①、②、③目録、一冊、一名仙石氏中興家伝、家伝です ５０３、先進繍像玉石雑志 ①、栗原信充②、天保十四年③目録、十四巻二十冊、一名玉石雑誌、伝記です ５０４、仙巣稿（せんそうこう） ①、景徹玄蘇②、慶安三年③目録、三巻三冊、一名僊巣稿、漢詩文です ５０５、仙台藩祖実録 ①、斎藤馨②、③目録、一冊、一名藩祖実録、伝記です ５０６、仙台武鑑 ①、佐藤信正②、天明二年③目録、名鑑、別本多くあります ５０７、先哲叢談 ①、原 念斎②、文化十三年③目録、八巻四冊、伝記です ５０８、創業記 ①、松平忠明②、③目録、十冊、一名創業記考異、伝記です ５０９、創業記考異 ①、松平忠明②、③目録、十冊、一名創業記、伝記です ５１０、総見記 ①、遠山信春②、元禄十五年③解題､二十三巻、織田信長一生の事歴を記したもので、小瀬信長記を増訂したものです ５１１、掃聚雑話（そうしゅうざつわ） ①、②、③解題､写本二巻、武家事績を輯録したものです ５１２、宗長記（そうちょうき） ①、宗 長②、大永二年③目録、一名宗長駿河日記、連歌です ５１３、増補筒井家記 ①、②、③解題、写本二巻、筒井氏数代の事績を詳叙したものです ５１４、続皇朝史略 ①、青山延于②、天保二年③解題、五巻、「皇朝史略」続編、応永二十年から慶長五年まで記されたものです ５１５、続史愚抄 ①、柳原紀光②、安永六年③目録、正元元～安永８の通史です ５１６、続撰清正記 ①、古橋又玄②、③目録、一名清正記、戦記です ５１７、続太平記 ①、杉峯芳通②、③目録、三十二巻二十冊、一名続太平記狸首編、雑史です ５１８、続南行雑録 ①、大串元善②、元禄二年③目録、一冊、記録、別本有ります ５１９、続藩翰譜（ぞくはんかんぷ） ①、近藤吉左衛門②、文化三年③目録、十二巻、一名藩翰譜続編、系譜です ５２０、続武将感状記 ①、栗原信充②、天保十四年③目録、十二巻、一名藩翰譜続編、系譜です ５２１、続武家盛衰記 ①、②、③解題、写本二十四巻、寛永以来元禄まで断家となったものを略記したもの ５２２、続武家閑談 ①、木村高敦②、③解題、写本二十巻、「武家閑談」に続いて編輯した武辺記事です ５２３、続編雑話筆記 ①、神田勝久②、③解題、写本七巻、将士の逸事、諸国も雑談等見聞を記した続編です ５２４、続本朝通鑑 ①、林 怒②、寛文十年③解題、写本二百三十巻、醍醐天皇から後陽成天皇までの歴代事績を記したものです ５２５、続武者物語 ①、②、③目録、九巻、雑史です ５２６、十河物語（そごうものがたり） ①、②、③目録、一冊､戦記です ５２７、祖父物語 ①、柿屋喜左衛門②、③解題、一巻、一名「朝日物語」と云、著者が祖父の語を記したものです ５２８、増補信長記 ①、松平忠房②、③目録、二十三巻図一巻十二冊、雑史です ５２９、徂徠集 ①、荻生茂卿②、元文元年③解題､三十巻、著者の詩文集です た行（５３０～６３８） 上に戻る ５３０、戴恩記（たいおんき） ①、松永貞徳②、③目録、二巻､一名歌林雑話集、歌学です、 ５３１、太閤記 ①、小瀬道喜②、万治四年③解題、二十二巻、織豊二記を祖述して、豊臣秀吉の一生事績を記したものです ５３２、太閤諸国軍記 ①、②、③解題、七巻、太閤秀吉の出生から薨死に至る一代事績を詳細に記録したものです ５３３、大正寺合戦記 ①、②、③目録、一冊、戦記です ５３４、退私録 ①、新井君美②、③解題､写本六巻、史談世話等の出拠意義を考説し、古文書を抄録したものです ５３５、大乗院寺社雑事記 ①、尋 導②、③目録、一名尋導大僧正記、寺院 ５３６、大人雑話（たいじんざつわ） ①、秦武卿②、③目録、雑話、別本有ります ５３７、大日本史序 ①、源 綱條②、③目録、一名大日本史表序です ５３８、太平雑話 ①、②、③解題､写本二十一巻、「中古名戦徳川一統志大全」と云、諸伝記、家々の覚書を輯録したものです ５３９、太平将士美談 ①、永山利貞②、正徳二年③解題、写本三巻、古来将士の美談を記したものです ５４０、太平夜談抄 ①、藤原資忠②、③目録、一冊、一名太平夜談、雑話です ５４１、高橋記 ①、伊藤一簑②、慶安四年③目録、一冊、一名高橋紹運記、筑前治乱記、戦記です ５４２、高橋紹運伝 ①、藤原一箕②、③解題、写本三巻、高橋紹運録、九州豊前の高橋鑑種の一生と高橋家由来を記したものです ５４４、武田三代記 ①、片島深淵②、正徳五年③解題､二十二巻、甲州武田家の信虎､晴信、勝頼の事績を詳記したものです ５４５、武田分限帳 ①、②、③目録、一冊、名鑑です ５４６、竹中覚書 ①、②、③目録、記録です、大河内家記録内 ５４７、竹森家伝 ①、長谷川吉蔵②、③目録、一冊、筑前黒田の家伝です ５４８、立花近代実録 ①、安藤仕学斎②、③目録、家伝です ５４９、立花戦功録 ①、安東守約②、寛文十一年③解題、写本一巻、豊臣秀吉より立花宗茂に与えた感状及び島津氏との合戦を記したものです ５５０、立花家譜 ①、立花包高②、寛政元年③解題、写本一巻、豊後大友の老臣高橋主膳、飛騨守宗茂の事実等を記したものです ５５１、立花記 ①、安東潤庵②、③目録、家伝、別本有ります ５５２、立花家之記 ①、伊藤源右衛門②、慶安四年③解題､写本、代々豊後大友の老臣高橋紹運の事歴を詳記したものです ５５３、立花家蔵感状記 ①、②、③目録、文書、従豊臣攝政秀吉当家御感状之写です ５５４、伊達鑑 ①、②、③解題、写本五巻、仙台伊達政宗の合戦攻守の事績を記したものです ５５５、伊達世臣家譜 ①、田辺希積②、③目録、伊達家諸臣系譜です ５５６、伊達成実記 ①、伊達成実②、③解題、写本三巻、一名「政宗軍記」「仙台旧伝録」と云、伊達政宗の事績を記したものです ５５７、伊達政宗記録事蹟考記 ①、②、③目録、三十二冊、伝記です ５５８、伊達政宗家譜 ①、田辺希績②、③目録、系図です ５５９、多聞院日記 ①、宗芸②、③目録、四十六巻、文明１０～元和４までの日記です ５６０、淡海集（一名玉滴隠見） ①、②、③解題、写本三十五巻、天正の頃から延宝八年に至る雑事を輯録したものです ５６１、断家譜 ①、②、③目録、系譜です ５６２、澹泊史論（たんぱくしろん） ①、安積 覚②、③解題､三巻、一名「史論」といいます ５６３、澹泊斎筆記 ①、安積 覚②、寛政四年③解題、写本八巻、著者の文集です ５６４、中古日本治乱記 ①、山中長俊②、慶長七年③目録、貞治元年～慶長６までの雑史です ５６５、中興源記 ①、小幡景憲②、③目録、伝記兵法、甲州流軍記です ５６６、中興武名記 ①、②、③目録、二巻二冊、一名雑実記、雑記です ５６７、中興将士言行録 ①、②、③目録、七冊、伝記です ５６８、筑前古城記 ①、②、③解題、写本一巻、筑前国十五郡の古城百四十ヶ所を列記したものです ５６９、筑前続風土記 ①、貝原篤信②、元禄十六年③解題､写本二十八巻、好古の編録し、篤信の選定した筑前の風土記です ５７０、千曲之真砂 ①、瀬下敬忠②、③目録、十冊、一名千曲真砂、信濃の地誌です ５７１、池水記 ①、佐善元雅②、③目録、一冊、別本有ります ５７２、治世元記 ①、②、寛文七年③解題、十四巻、徳川家康事績です ５７３、治世略記 ①、②、③目録、一名正大猷治世略記、家光伝記です ５７４、千歳能松（ちとせのまつ） ①、大河原長八②、文政十一年③目録、伝記、一名千載之松、別本多くあります ５７５、智嚢（ちのう） ①、中村 和②、③解題、六巻、一名「日本知嚢」といいます ５７６、中国治乱記 ①、②、③目録、一冊、戦記です ５７７、中外経緯伝 ①、伴 信友②、③目録、六巻六冊、一名中外経緯伝草稿、外交です ５７８、朝鮮記 ①、松浦 儀②、明暦元年③解題、写本一巻、朝鮮の略地誌です ５７９、懲毖録（ちょうひろく） ①、貝原篤信②、元禄八年③目録、記録、秀吉朝鮮出兵記録、別本有ります ５８０、長禄辰已来申次記 ①、二階堂貞宗②、長禄二年③解題、一巻、武門年中の参観出仕の次第典例を記したものです ５８１、朝鮮征討始末記 ①、山崎尚長②、嘉永七年③目録、五冊、雑史です ５８２、長宗我部元親記 ①、②、③目録、一名元親記、伝記です ５８３、帖佐宗辰覚書 ①、②、③目録、一冊、一名帖佐宗辰於戦場御奉公覚書、家法です ５８４、朝鮮太平記 ①、馬場信意②、寛永二年③解題､写本三十巻、朝鮮での合戦の事、宗対馬守との関り等記したものです ５８５、朝鮮征伐記 ①、堀 正意②、万治二年③解題、九巻、豊臣秀吉の朝鮮征伐に関する軍記物語です ５８６、朝鮮通交大記 ①、松浦 儀②、享保十年③解題、写本十巻、対馬宗氏が世々朝鮮と交通した始末を詳述したものです ５８７、長宗我部系図 ①、②、③解題､写本一巻、信乃守覚世より宮内少輔盛親に至る系図です ５８８、朝野旧聞哀藁 ①、林 衡②、③解題､写本千九十三巻、徳川氏創業の事績を編年的にしたものです ５８９、朝野雑載 ①、三善為康②、永久四年③解題、写本三十巻、諸国雑事、諸国公文等の宣旨記録等を拾輯編纂したものです ５９０、朝鮮物語 ①、大河内秀元②、③解題、二巻、一名「朝鮮記」と云、朝鮮征伐の顛末を詳述したものです ５９１、鎮西要略 ①、②、③目録、六冊、雑記です ５９２、筑紫古文書 ①、②、③目録、三冊、文禄四年筑紫国上妻郡内知行方目録帳です ５９３、対馬記 ①、②、③目録、一冊、一名正八幡宮記文・三韓征伐記、記録です ５９４、津島紀事 ①、②、③解題、六巻、対馬国の地誌、その他の事うぃ記したものです ５９５、豆相記（つそうき） ①、松平頼寛②、③解題、写本一巻、寛延元年松平頼寛が伊豆を廻った旅行記です ５９６、土屋知貞私記 ①、土屋知貞②、③解題、写本一巻、一名「土屋忠兵衛知貞私記」と云、大阪陣従軍に在国留守中の事、大阪陣番等の事を記したものです ５９７、坪内宗休覚書 ①、坪内宗休②、③目録、記録です ５９８、鶴毛衣（つるのけごろも） ①、桜井慈悲成②、寛政十年③目録、一冊、咄本、別本多くあります ５９９、貞山公治家記録 ①、田辺希覧②、元禄十六年③目録、四十四巻四十七冊、伝記です、 ６００、出羽風土略記 ①、進藤重記②、宝暦十二年③目録、十巻十冊、一名出羽国土略記、地誌です ６０１、天享吾妻鑑 ①、②、③目録、三百七十八巻、天文十一～享保十一の雑史です ６０２、天元実記 ①、②、③目録、六巻、天正十八～元和元、徳川氏関係の雑史です ６０３、天正記 ①、②、③解題、写本一巻、別本天正記、小牧合戦の始末、真田合戦事等を記したものです ６０４、天正日記 ①、内藤清成②、③解題､一巻、天正中徳川氏が江戸に移った時の事を記したものです ６０５、桃源遣事 ①、安積 覚②、③解題、写本五巻、一名「西山遺事」と云、水戸光圀の盛徳事績を記述したものです ６０６、道家看祖記 ①、道家祖看②、宝永二十年③目録、一名祖看記、戦記です､道家祖看記か ６０７、東国戦記 ①、②、③解題、一巻、常州下妻城主多賀谷氏歴代の記と東国諸城主の事績家系を詳記したものです ６０８、東国太平記 ①、杉原親清②、寛永元年③解題、十六巻、元亀、天正前後に於ける東国諸軍の概略を記した軍記です ６０９、東国輿地勝覧 ①、七蔵②、③目録、三冊、一名正輿地勝覧、地誌、別本有ります ６１０、道斎聞書 ①、②、③目録、一名井上主計覚書です ６１１、東照宮御一代記 ①、②、③目録、一冊、一名東照宮御一代記及御系譜です ６１２、東照宮遺訓 ①、②、③目録、一名東照宮御遺訓・御遺訓、教訓です ６１３、東寺執行日記 ①、②、③目録、一名東寺記・東記、寺院 ６１４、東遷基業 ①、佐久間高常②、享保十七年③解題、写本三十巻、徳川家康一代の事績を年序別に編録したものです ６１５、道是覚書 ①、石岡道是②、③目録、一冊、一名石道夜話、雑史です ６１６、東寺過去帳 ①、②、③目録、二冊、名鑑です ６１７、藤堂記 ①、②、③解題､写本十二巻、藤堂和泉守高虎の一代記です ６１８、遠江風土記 ①、②、③目録、一冊、一名遠江国風土記、地誌です ６１９、東武実談 ①、②、③解題、写本五巻、慶長から寛永までの事実を記し、門々中古に及んだものです ６２０、東乱記 ①、②、③解題、写本六巻、一名「北条記」と云、永享年中からの秀吉時までの関東諸国兵乱記です ６２１、戸川記 ①、②、③目録、一冊、家伝です ６２２、土気古城再興伝来記 ①、②、③解題、写本一巻、上総国山辺郡土気城再興の始末、酒井家盛衰を記したものです ６２３、土岐斎藤軍記 ①、②、③解題､写本一巻、美濃国で織田秀信と徳川勢との合戦記です ６２４、言継記（ときつぐき） ①、山科言継②、③目録、一名言継卿記、大永７～天正４の日記です ６２５、徳川記 ①、②、③各本多くあります ６２６、徳川伝記 ①、牧野因幡守②、③解題､写本十八巻、一名「徳川記」といいます ６２７、徳川実紀 ①、成島司直②、文化六年③目録、一名御実紀、通史です ６２８、徳川軍功記 ①、②、③解題、写本二巻、徳川記､徳川伝記と同書で、文章を改善したものです ６２９、土佐軍記 ①、②、③解題、十二巻、土佐国長曽我部氏歴代の事績を輯録したものです ６３０、土佐国蠧簡集残編（とさのくにとかんしゅうざんぺん） ①、②、③目録、七冊、一名とかん集成編、文書です ６３１、土佐物語 ①、②、③目録、二十巻十冊、雑史です ６３２、利勝略伝 ①、横田重與②、文政十一年③目録、一冊、伝記です ６３３、戸田左門覚書 ①、戸田氏鉄②、③解題､写本一巻、慶長三年よりの徳川氏に関する覚書です ６３４、十時三弥介書上 ①、②、③目録、一名天草陣記です ６３５、豊鑑 ①、竹中重門②、③解題、四巻、豊臣秀吉一生の事績を記したものです ６３６、豊臣太閤御事書 ①、豊臣秀吉②、天正二十年③目録、一冊、一名豊太閤三国処置大早計、文書です ６３７、鳥居彦右衛門記 ①、②、③目録、一冊、一名鳥居元忠記、記録です ６３８、鳥居元忠碑銘 ①、伊藤維楨②、元禄十二年③目録、一名鳥居候墓碑銘、伝記です な行（６３８～６６８） 上に戻る ６３９、長久手記 ①、渡辺十蔵写②、正徳三年③解題、写本一巻、小牧長久手合戦の戦記です ６４０、長久手合戦覚書 ①、北条氏長②、③解題、写本一巻、尾張長久手合戦の始末を記したものです ６４１、長崎記 ①、②、③解題、写本五巻、肥前国長崎の典故、事実を記載したものです ６４２、長沢聞書 ①、長澤九兵衛②、③解題､写本一巻、大阪陣の始末を記したものです ６４３、長崎拾芥集 ①、②、③解題､写本七巻､文禄年中から寛永年中までの長崎の事実を記したものです ６４４、中野円心書付 ①、②、③目録、一冊、一名野円心長寿院様指上書付、家伝です ６４５、中村一氏記 ①、中村一氏②、③解題、写本一巻、天正十年以後の戦争雑事を記したものです ６４６、浪華武鑑 ①、小池貞淑②、③目録、十冊、名鑑です ６４７、鍋島直茂譜考補 ①、②、③目録、十三冊、一名直茂公譜考補、伝記です ６４８、鍋島軍功記 ①、②、③解題、写本一巻、鍋島加賀守直茂一生の軍功を覚書したものです ６４９、南越雑話 ①、田村氏純他②、③目録、三巻三冊、雑記、別本有ります ６５０、南海治乱記 ①、香西成資②、③解題､十七巻、四国南海の治乱を輯したものです ６５１、南紀古戦十種 ①、②、③目録、十冊、戦記、一名南紀戦記です ６５２、難波戦記 ①、万年頼方②、寛文十二年③解題､写本十巻、一名「難波軍記」と云、豊臣徳川大阪戦陣の始末を記したものです ６５３、南浦軍記（なんぽぐんき） ①、②、③目録、二巻､大永６～天正１６までの軍記です ６５４、二川随筆 ①、山川素石②、享保十年③解題、写本二巻、細川宗春との会作、織田信長時代以来の雑事を随筆したものです ６５５、西村五兵衛覚書 ①、西村五兵衛②、寛永十四③目録、一冊、記録です ６５６、日用集 ①、久保正元②、延宝二年③解題、写本一巻、普通文案及び文章用語等を記したものです ６５７、日光東叡両山御由緒覚書 ①、②、③目録、寺院、 東叡山寛永寺子院歴代僧記です ６５８、日新館童子訓 ①、松平容頌②、享和三年③目録、二冊、教訓です ６５９、日本人物史 ①、宇都宮由的②、寛文八年③解題、八巻、諸種の人物を分類略伝したものです ６６０、日本外史 ①、頼 襄②、③解題、二十二巻、源平二氏から徳川氏に至る武家の歴史の書です ６６１、丹羽家譜伝 ①、②、③目録、二冊、一名大聖寺浅井畷之戦、戦記です ６６２、年山紀聞 ①、安藤為章②、元禄十五年③解題、六巻、文事古実典籍人傳等、考古博識の資となる事を記したものです ６６３、年代略記 ①、②、③目録、一冊、年代記です ６６４、後鑑（のちかがみ） ①、成島良譲②、③解題､三百六十五巻、元弘以来天正年間に至る室町十三代の歴史です ６６５、信綱言行録 ①、②、③解題､写本四巻、松平伊豆守信綱が家光に仕えた時の事実を記したものです ６６６、信綱記 ①、大島豊長②、延宝五年③解題、写本一巻、松平伊豆守信綱の事績言行を輯録したものです ６６７、信長記（のぶながき） ①、太田牛一②、天正十五年③解題、写本十五巻､一名「安土記」、永禄十一年から天正十年に至る織田信長の事歴を一年一巻にして記したもの ６６８、信長譜 ①、松原自休②、③目録、系譜です は行(６６９～８００) 上に戻る ６６９、梅花無尽蔵 ①、僧 端九②、③解題､写本七巻、詩文雑文集です ６７０、萩原随筆 ①、②、③解題､写本一巻、故実歴史の事実について評論雑記を輯録したものです ６７１、白沙集 ①、賢尊②、寛文四年③目録、一冊、一名異義私抄、天台、別本有ります ６７２、秦家系図 ①、②、③解題､写本一巻、土佐国の秦氏一代能俊より二十一代元親に至る系図です ６７３、土津霊神言行録 ①、横田俊益②、元和元年③解題､写本二巻、会津藩主松平正之の嘉言善行を記したものです ６７４、土津霊神事実（はにつれじんじじつ） ①、友松氏興②、寛文十二年③目録、一名故左中将松平肥前土津霊神事実、伝記です ６７５、羽尾土記 ①、②、③目録、一冊、戦記です ６７６、浜松御在城記 ①、②、③目録、雑記です ６７７、播磨鑑 ①、平野庸脩②、宝暦十二年③解題、写本十六巻、播磨国の地誌です ６７８、晴右記（はれみぎき） ①、勘修寺晴右②、③目録、一名高寿院贈左府記です ６７９、藩翰譜（はんかんぷ） ①、新井君美②、元禄十四年③解題、十三巻、慶長五年から延宝八年に至る、万石以上の諸侯三百三十七家の伝記沿革を記したものです ６８０、藩鑑（はんかん） ①、林 輝②、嘉永六年③解題、写本五百十四巻、徳川幕府創業から寛保年中までの君臣の嘉言善行を輯録したものです ６８１、日向記 ①、②、③目録、十二巻十一冊、雑史です、鹿児島 ６８２、東本願寺家譜 ①、②、③目録、一冊、系譜です ６８３、秘鑑（ひかん） ①、藍沢南城②、③目録、別本有ります ６８４、曵駒拾遺（ひくまじゅうい） ①、②、生徳三年③解題、写本三巻、遠江国浜松領に関する名所旧蹟を記したものです ６８５、慕景集（びけいしゅう） ①、太田道灌②、③目録、一冊，一名慕京集、和歌です ６８６、肥後宇土軍記 ①、峯雪子②、③目録、一名宇土軍記、戦記です ６８７、肥後古城考 ①、辛島道珠②、③解題､写本一巻、肥後古城主考か、肥後国中の古城、城主の由来を記したものです ６８８、肥後国志略 ①、森本一端②、明和九年③目録、一名肥後国誌、地誌です ６８９、尾州編年録 ①、②、③解題、写本二巻、慶長五年、尾張藩義直から元禄十三年光友までの年代記です ６９０、備人老人物語 ①、②、③目録、一名備前遺老物語、雑史です ６９１、備前軍記 ①、②、③解題､写本五巻、嘉吉､文安から慶長年中に至る備前一国の降替盛衰を記したものです ６９２、常陸名家譜 ①、大内玉江②、天保六年③目録、五巻五冊、一名常陸名族志、系譜です ６９３、常陸誌料 ①、宮本茶村②、嘉永六年③目録、二編、地誌です ６９４、悲歎物語 ①、広瀬常行②、③目録、一冊、随筆です ６９５、秀頼事記 ①、②、③目録、三冊、一名豊内記です ６９６、秀吉出生 ①、②、③解題、写本一巻、秀吉出生記か、秀吉、秀次の家譜、傳聞と略歴位牌の所在を記したものです ６９７、秀吉事記 ①、大村由己②、③目録、一冊、一名天正記聞、伝記です ６９８、人見筆記 ①、人見 求②、③解題､写本四冊、人見私記か、一名「二田録」と云、御書物蔵で寛永八年から元禄間での日録です ６９９、備藩典刑 ①、三村永忠②、寛延二年③解題、写本二巻、備前少将新太郎光政の嘉言善行を記したものです ７００、百将伝一夕話 ①、松亭金水②、嘉永七年③目録、十二巻、一名正日本百将伝一夕話、伝記です ７０１、百将伝 ①、林 道春②、③解題、二巻、一名「本朝有像百将傳」と云、古今の名将百人を選び肖像を掲げたものです ７０２、百家閑談 ①、②、③目録、一冊、随筆です ７０３、豹竜虎之巻 ①、②、③解題､写本五巻、武田信玄の軍法武事等を詳述したものです ７０４、肥陽軍記 ①、②、③目録、軍記です ７０５、備陽武義雑談（びようぶぎぞうだん） ①、熊沢伯継②、③目録、三巻一冊、雑志です ７０６、諸国廃城考 ①、深井 彪②、明和七年③目録、五十巻、城郭 ７０７、平尾氏剳記 ①、②、③目録、一冊、随筆です ７０８、平島記 ①、②、寛永六年③目録、一名平島家旧記、家伝です ７０９、広島筆記 ①、②、③目録、家伝、福島氏 ７１０、武隠叢書 ①、②、③解題､写本十冊、一名「武話叢談」と云、徳川家康時の諸士の美談、古戦の得失、名将言行等記したものです ７１１、武鑑数種 ①、②、③名鑑、一統武鑑・永世武鑑・改正武鑑・袖玉武鑑です ７１２、武学拾枠 ①、星野常富②、文政五年③目録、八冊、兵法です ７１３、深谷記 ①、②、③目録、一冊、一名深谷元記、戦記です ７１４、福岡啓藩志 ①、長野芳斎②、③目録、藩史です ７１５、福島正則遠流記 ①、②、③解題、写本一巻、元和五年芸備両国主福島正則、出羽庄内に流罪となり、広島城引渡しの覚書です ７１６、福島分限帳 ①、②、③解題、写本一巻、福島正則家中の分限帳です ７１７、福島大夫殿御事 ①、②、③解題、一巻、慶長年間福島正則の軍事始末を記したものです ７１８、福富覚書 ①、福富親政②、③目録、一名福富半右衛門親政法名浄安覚書、伝記です ７１９、武家雲箋（ぶけうんせい） ①、②、③目録、一冊、一名通徼古巣です ７２０、武家諌忍記 ①、②、③解題､写本二十一巻、徳川義直、同綱重、綱吉､保科正之等徳川三家と諸侯の行蹟を記したものです ７２１、武家勘懲記 ①、②、③解題、写本四十二巻、徳川光友、同光貞、光圀等徳川親藩と諸侯諸士の行蹟を記したものです ７２２、武家閑談 ①、木村高敦②、享保六年③解題、写本七巻、武隠叢話等諸の秘記にない事実を記したものです ７２３、武家厳制録 ①、②、③解題､写本二十巻、慶長から寛文までの徳川幕府の諸制度を集録したものです ７２４、武家功名記 ①、②、③目録、武家高名記、（五冊、伝記，千種房、安永七年） ７２５、武芸小伝 ①、日夏繁高②、正徳四年③解題、十巻、武芸家の伝記です ７２６、武家事紀 ①、山鹿高石②、③解題、写本五十二巻、開国以来寛文年間迄の沿革と武将の大体を編年に記述したものです ７２７、武家七徳前編 ①、正司考禛②、弘化二年③目録、前編十巻、後編八巻十八冊、雑史です ７２８、武家七徳後編 ①、②、③目録、前編十巻、後編八巻十八冊、雑史です ７２９、武家盛衰記 ①、②、③解題､写本九巻、諸家の譜伝です ７３０、武家譜 ①、②、③目録、七冊、系譜です ７３１、武家補任（ぶけぶにん） ①、②、③解題､写本五巻、武家の補佐を記録したものです、諸本が有ります ７３２、武家和諌（ぶけわかん） ①、②、③目録、三十冊、伝記です ７３３、武功雑記 ①、②、③解題､写本五巻、豊臣秀吉、徳川家康の頃の戦記､諸氏の逸事を雑記したものです ７３４、武功実録 ①、②、③解題、写本五巻、「武功雑記」同書、一名「鈴木叢書」といいます ７３５、武州江戸歌合 ①、②、③解題、一巻、文明六年武城で太田道灌が行った歌合です ７３６、藤田記 ①、②、③目録、伝記です、 ７３７、藤孝年譜 ①、②、③目録、伝記、一名幽斎公年譜です ７３８、武事提要 ①、津軽政方②、③目録、二巻一冊、兵法 ７３９、富士見十三州図 ①、秋山永年②、天保十四年③解題、一巻、一名輿地之全図です ７４０、武将感状記 ①、②、③解題､十巻、武将の得失、優劣、興亡、勝負等の事績を纂輯したものです ７４１、譜牒余録（ふちょうよろく） ①、②、③目録、百一冊，一名貞享書上、家伝です ７４２、譜牒余録後編 ①、②、③目録、一冊，目録です ７４３、武道初心集 ①、大道寺友山②、天保五年③解題、三巻、武道に関する修身要目を説明したものです ７４４、武道心鏡 ①、高坂弾正②、天正五年③目録、一冊、教訓です ７４５、武徳安民記 ①、木村高敦②、③解題、写本三十巻、主として慶長三年から慶長五年まで、家康の事を年序的に記したものです ７４６、武徳大成記 ①、阿部正武②、貞享三年③解題、写本三十巻、徳川家康の武功を詳述したものです、一名松栄紀事 ７４７、武徳日記 ①、②、③目録、一冊、雑記です ７４８、武徳編年集成 ①、木村高敦②、元文五年③解題、九十三巻、徳川家康一生の事歴を詳述したものです ７４９、武備神木抄（ぶびしんぼくしょう） ①、中川昌久②、③目録、一冊、家伝、榊原氏家伝です ７５０、武備目睫 ①、鵜飼平矩②、③解題､写本二巻、武備睫か、武士の心得を記述したものです ７５１、武辺雑談 ①、②、③目録、二巻二冊、雑史です ７５２、武辺録 ①、②、③目録、七冊、系譜、同本有ります ７５３、武辺咄聞書 ①、国枝清軒②、延宝八年③解題､写本九巻、織田豊臣徳川等の軍歴上の事績を聞記したものです ７５４、普聞集（ふもんしゅう） ①、②、③目録、五冊、一名肥前旧記、享録２～慶長３の戦記です ７５５、武門諸説拾遺 ①、②、③解題、写本四十巻、天文から享保元文に至る雑事を詳記したものです ７５６、武野確言抄（ぶやかくげんしょう） ①、②、③目録、三巻、伝記です ７５７、武林隠見録 ①、②、③解題､写本十九巻、元和二年からの諸士の逸事雑説を集記したものです ７５８、武林名誉録 ①、栗原信元②、弘化三年③解題､五巻、著者の父子三世の武事を詳録したものです ７５９、文苑雑纂 ①、②、③目録、和歌、漢詩です ７６０、文英清韓長老記録 ①、文英清韓②、慶長二年③目録、一冊、書簡、朝鮮蒋啓と贈答書です ７６１、文会雑記 ①、湯浅元禎②、③目録、随筆、同名本有ります ７６２、豊後御陣聞書 ①、磯 水泡②、寛文三年③解題、写本二巻、黒田氏に仕えた田代入道に見聞を記したものです ７６３、豊後諸氏系図 ①、②、③目録、二巻、一名豊後諸氏系図です ７６４、聞見集 ①、石川正西②、万治三年③解題、写本二巻、将軍家の事、藩家先代来の聞見を集録したものです ７６５、兵家茶話（へいかさわ） ①、日夏繁高②、延享四年③解題､写本十二巻、関ヶ原戦乱から国家の治乱、将士の功罪等記したものです ７６６、丙辰紀行 ①、林 道春②、寛永十五年③解題、一巻、元和二年江戸から関西地方、大津に至る旅行記です ７６７、兵用拾話 ①、②、③解題、写本二巻、武辺話を集録したものです ７６８、別所長治記（べっしょながはるき） ①、来野弥右衛門②、③目録、一名別所記・三木別所記、戦記です ７６９、別本詞林金玉集 ①、②、③解題、写本一巻、徳川家康、秀忠、家光及び諸名臣の言行を集録したものです ７７０、別当杢左衛門覚書 ①、隈部杢左衛門②、③解題、写本一巻、肥前島原乱の始末を記したものです ７７１、編年要略 ①、②、③目録、久寿二～寛永十五の編年したものです ７７２、豊州乱記（ほうしゅうらんき） ①、②、③解題､写本一巻、豊後大友氏の戦争事績を記したものです ７７３、北条五代記 ①、三浦茂信②、③解題、十巻、「見聞集」から小田原に関するものを節抄したものです ７７４、北条記 ①、②、③解題、写本四巻、一名「小田原記」と云、相州小田原の古今軍事、北条氏の変遷を記したものです ７７５、北条盛衰記 ①、②、③解題、八巻、一名「北条五代実記」と云、北条氏の五代官の盛衰汚隆を記したものです ７７６、芳烈公遣事 ①、②、③目録、一冊、一名吉備烈公遺事、池田光政伝です ７７７、北越軍記 ①、雲 庵②、③解題、写本十七巻、上杉景勝、謙信の事績を記述したものです ７７８、北越家書 ①、②、③解題、写本二十巻、上杉謙信一生の事実を纂輯したものです ７７９、北窓瑣談 ①、橘 春暉②、文化元年③解題、写本二巻、人物、鳥獣、草木等を雑記したものです ７８０、北肥戦志 ①、馬渡俊継②、③目録、北肥戦誌，戦記、少弐大友竜造寺の盛衰記です ７８１、細川両家記 ①、②、③解題、二巻、一名「二川分流記」といいます ７８２、細川忠興軍功記 ①、牧丞大夫②、寛文四年③解題、写本一巻、細川忠興一生の武功を覚書したものです ７８３、細川家譜 ①、②、③目録、六冊、一名細川系譜家伝録、系譜、 藤孝，忠興、忠利、光尚，四代記です ７８４、細川家記 ①、②、③目録、家伝戦記です ７８５、北国軍記（ほっこくぐんき） ①、馬場信充②、宝永四年③目録、二十冊、一名北国全太平記です ７８６、北国太平記 ①、馬場信意②、寛永四年③解題、写本十五巻、戦国末の北陸諸家の騒乱軍記です ７８７、堀尾家伝 ①、②、③目録、一冊、家伝、堀尾帯刀吉晴伝です、同名本有ります ７８８、堀丹後守覚書 ①、②、③目録、一冊，記録、 堀丹後守直寄の記録です ７８９、堀直寄伝記 ①、②、③目録、一冊，伝記です ７９０、本光国師日記 ①、以心崇伝②、③目録、一名金地院日記、日記です ７９１、本佐録 ①、本多正信②、慶長十七年③目録、一冊、一名治国大概・本多正信記、政治 ７９２、梵舜記（ぼんしゅんき） ①、梵舜②、③目録、一名梵舜日記・舜旧記、天正十一～寛永九の日記です ７９３、本多藤四郎覚書 ①、②、③目録、一名紀伊国物語・紀伊物語、記録です ７９４、本多越前守書上 ①、本多利長②、天和四年③目録、一冊、一名本多越前守利長家之覚書、家伝です ７９５、本多忠勝武功覚書 ①、②、③解題、写本一巻、本多家武功覚書か、本多忠勝一生に功業を詳記したものです ７９６、本朝通紀 ①、長井定宗②、③解題、前後五十五巻、神武天皇から後陽成院天皇までの編年通史です ７９７、本朝名臣言行録 ①、梅澤椎艾②、安永五年③解題、一巻、慶長以来の諸名臣の嘉言善行を記したものです ７９８、本朝武林伝 ①、諏訪 忠晴②、③解題、九十五巻、本邦列侯の傳歴を記したものです ７９９、本藩歴譜（ほんぱんれきふ） ①、②、③目録、二十三冊、系譜です ８００、本邦続々史記 ①、②、③目録、一名続々本邦史記、通史です ま行（８０１～８５２） 上に戻る ８０１、前田創業記 ①、②、延宝三年③解題、写本五巻、前田利家の功業終始を詳記したものです ８０２、前田家大坂冬陣日記 ①、②、③目録、一冊、戦記です ８０３、前橋旧蔵聞書 ①、②、③目録、十冊、一名前橋旧蔵覚書、雑記です ８０４、魔釈記 ①、村上宗信②、③解題、写本一巻、関原一乱の根本を記し、合戦を詳しく、信長卿は魔王、家康公は帝釈の将とし魔釈記とした ８０５、松平輝綱天草日記 ①、松平輝綱②、寛文三年③解題、写本一巻、松平甲斐守輝綱日記、肥前天草乱の日記です ８０６、松平物語 ①、②、③解題、写本三巻、徳川家康一生の記事です ８０７、松平義行文書 ①、②、③目録、二冊、一名榊原家所有文書です、 ８０８、松浦家世伝（まつらかせいでん） ①、松浦 清②、③目録、五六巻十九冊、家伝です ８０９、窓能須佐美 ①、松崎堯臣②、享保九年③解題、三巻、徳川初代以来、享保に至る見聞を雑記したものです ８１０、万年記 ①、②、③解題、写本九冊、元和元年以後の武家雑事を日次的に記したものです ８１１、三河記脱漏 ①、大久保忠教②、③解題、写本一巻、三河記に脱漏した事実について談話したものです ８１２、三河記大全 ①、②、③解題、写本百巻、新田足利両家の起源から徳川氏の歴代を詳記し関東入国までを記したものです ８１３、三河之物語 ①、②、③解題、写本一巻、軍陣での馬に乗る心得から陣中物見の事、大久保次右衛門忠佐の事を記したものです ８１４、三河国古今城塁地理誌 ①、渡辺富秋②、③解題、写本一冊、三河国中の城跡、屋敷跡、砦跡を記し、各常時の氏名を略記し存廃の現状を記したものです ８１５、三河土呂一揆濫觴記 ①、②、③目録、一名参河一揆巻、戦記です ８１６、水江事略 ①、②、③目録、八巻図一巻四冊、竜造寺家の家伝です ８１７、水野左近武功覚書 ①、②、③解題、写本一巻、水野左近一代武功覚書、徳川家康に仕えた時の武功を記したものです ８１８、通村公記 ①、中院道村②、寛保元年③解題、写本三巻、著者の寛永三年から寛永十四年までの日記です ８１９、光豊公記 ①、観修寺光豊②、③目録、一名天寿院御記、日記です ８２０、三壺記 ①、三壺三左衛門②、③解題、写本十八巻、三壺聞書か、天文から享保に至る加越能諸士の事績を記したものです ８２１、御堂之日記 ①、②、③解題、写本三十五冊、御堂引記、真言東本願寺の御堂日記です ８２２、箕輪軍記 ①、②、③目録、二巻一冊、一名上野国箕輪軍記・上州箕輪軍記、戦記です ８２３、蓑笠之助伝 ①、②、③目録、一冊、伝記です ８２４、美濃明細記 ①、伊藤実臣②、元文三年③目録、十二巻、一名百巷嶺志・百茎根、地誌です ８２５、花洛名所図絵（みやこめいしょえず） ①、②、③解題、一巻、京一宿の所家名付、寺社縁起、京町の方位等を記したものです ８２６、宮村出雲覚書 ①、②、③目録、一冊、記録です ８２７、妙法寺記 ①、②、③目録、一冊，一名甲斐国妙法寺記・富士山北室神主日記、寺院、同名本有ります ８２８、三好成立記 ①、②、③解題、一巻、一名「三好家成立之事」と云、三好長慶の家の成立を略記したものです ８２９、妙善寺合戦記 ①、②、③目録、一冊、記録一名備前国上道郡湯迫村万燈由来記、戦記です ８３０、夢幻物語（むげんものがたり） ①、夢幻老人②、③目録、三冊、雑記です ８３１、武野燭談 ①、②、③解題､写本三十冊、徳川氏の政事要略と、諸侯の言行美談を記したものです ８３２、武蔵野紀行 ①、北条氏康②、天文十五年③目録、一名むさし野の紀行です ８３３、武者物語 ①、松田秀任②、元禄十二年③解題、三巻、一名「武将物語」、慶長承応間の武者物語、武器古実等を記したものです ８３４、村井勘十郎覚書 ①、村井勘十郎②、③解題、写本三巻、一名「菅利家卿語話」の下に解題があります ８３５、村越道伴覚書 ①、村越道伴②、③解題、写本一巻、大阪両度の戦争始末を記したものです ８３６、室町殿日記 ①、楢村長教②、③目録、戦記、同名本有ります ８３７、室町殿物語 ①、楢林長教②、③解題、写本二十巻、萬松院足利義晴の常時､書記等の日記を永禄乱後に残したものです ８３８、命期集 ①、②、文政六年③解題、写本一巻、伊達政宗の言語、其の臨終等を記したものです ８３９、明君一班抄 ①、徳川斎昭②、③解題、写本五巻、明訓一班抄、人君の注意すべき要件を論述したものです ８４０、名語集 ①、②、③目録、雑史です ８４１、明微録 ①、青山延于②、文化六年③解題、写本十巻、徳川家康、秀忠、家光三代の言行を主として記したものです ８４２、明良洪範 ①、真田増誉②、③解題、四十冊、慶長元和以来、名臣の美績を記したものです ８４３、茗話記（めいわき） ①、②、③解題、写本二巻、古今名将の逸話を録したものです ８４４、毛利家日記 ①、②、③目録、一冊、記録です ８４５、毛利家記 ①、②、③解題、写本六巻、一名「毛利三将傳」と云、毛利秀元朝鮮渡海、関ヶ原、大阪の智謀勇功のことを記したものです ８４６、毛利三将伝 ①、②、③目録、八冊、伝記です ８４７、毛利旧記 ①、②、③目録、一名旧時記、系譜です ８４８、最上義光記 ①、②、③解題、写本一巻、最上記か、最上義光一生の事績を記したものです ８４９、藻塩草 ①、②、③解題、二十巻、事物を二十網に分けて、説明したものです ８５０、元就軍記 ①、②、③解題、写本二十一巻、毛利元就の合戦を記したものです ８５１、本山豊前覚書 ①、桑原彌左衛門②、③解題、写本一巻、一名「本山豊前守安政父子戦功覚書」と云、其家の家臣左衛門が聞書したものです ８５２、問注所町野氏家譜 ①、②、③目録、一冊、系譜です や行（８５３～８８０） 上に戻る ８５３、野翁物語（やおうものがたり） ①、②、③解題､写本一巻、野翁の談に託して、君臣間の心得と実例雑事を記したものです ８５４、焼残反古（やけのこりほうぐ） ①、小川俊方②、享保九年③目録、一名焼残反故、随筆です ８５５、野史（やし） ①、飯田忠彦②、③解題、二百九十一巻、一名「大日本野史」です ８５６、泰重卿記 ①、土御門泰重②、③目録、元和元年～元和五の日記です ８５７、野藪談話 ①、②、③解題、写本三十二巻、諸家の雑談逸事、世話、怪談等を雑記したものです ８５８、耶蘇征伐記 ①、②、③解題、写本五巻、肥後天草に於ける耶蘇教徒征伐の顛末を記したものです ８５９、耶蘇天誅記 ①、村井昌弘②、③目録、キリスト教、 ８６０、山鹿籠城覚書 ①、大石真麻呂②、③目録、一名山鹿群城付籠城次第并前後覚書・城村守戦記、大分の戦記です ８６１、山鹿語類 ①、山鹿素行②、寛文四年③目録、四十五巻四十四冊、倫理集です ８６２、山口記 ①、僧 宗祗②、寛文八年③解題､三巻、和歌の評論です ８６３、山城志 ①、並河 永②、享保十九年③解題、十巻、「日本輿地通志」畿内部六十一巻の内、巻一から巻十までを記したものです ８６４、大和軍記 ①、三ッ枝土左衛門②、寛文年中③目録、一冊、大和記，戦記です ８６５、大和志 ①、並河 永②、③解題、十六巻、「日本輿地通志」畿内部六十一巻の内、巻十一から巻二十六までを記したものです ８６６、山中鹿介伝 ①、岡田僑 ②、③目録、一冊、伝記です ８６７、山本日記 ①、②、③解題、写本三巻、一名「大阪一乱記之條々」と云、大阪落城の事を記したものです ８６８、山本勘介由来 ①、②、③目録、一冊､一名山本勘介晴幸入道々鬼由来、伝記です ８６９、勇功記 ①、宮川尚古②、元禄二年③解題、写本二巻、久留米領主有馬忠卿の島原役での軍功を輯録したものです ８７０、幽斎軍中心得覚書 ①、細川藤孝②、③目録、正一名軍中并侍の心得にも可成覚書、武家故実です ８７１、勇士一言集 ①、②、元禄十六年③解題、三巻、「勇士物語一言集」の一巻から三巻までを書肆したものです ８７２、有徳院殿御実紀 ①、成島司直②、③目録、十巻五冊、一名御実紀、徳川実紀内です ８７３、有斐録 ①、三村永忠②、③解題、写本二巻、一名「備藩典録」といいます ８７４、陽湖叢録 ①、滝川伯明②、③目録、五冊、雑記です ８７５、雍州府志 ①、黒川玄逸②、③解題、十巻、山城国の地誌です ８７６、余五庄合戦覚書 ①、②、③解題、写本二巻、一名「余吾物語」と云、織田信長後の戦記です ８７７、吉田物語 ①、杉岡就房②、元禄十五年③解題、十四巻、一名「吉田記」と云、毛利元就、隆元、輝元三代の偉績を記したものです ８７８、吉野覚書 ①、吉野甚五右衛門②、寛政八年③解題、一巻、一名「吉野日記」と云、朝鮮征伐の景況を自記したものです ８７９、依田記（よだき） ①、②、③解題、写本一巻、一名「蘆田記」と云、依田常陸介の伝記です ８８０、米沢新史 ①、②、③目録、一冊、米沢藩史です ら行（８８１～９０２） 上に戻る ８８１、落照露言抄 ①、城兵庫②、天文二十年③目録、二巻一冊、雑誌、今川義元事績です ８８２、嵐庭館雑筆 ①、高山敬仲②、安永二年③目録、六巻二冊、随筆です ８８３、竜造寺記 ①、②、③解題、写本五巻、竜造寺氏の世系から同山城守隆信一生の事歴を記したものです ８８４、理慶尼之記（りけいにのき） ①、理慶尼②、③目録、一冊、一名武田勝頼滅亡記、軍記です ８８５、立斎旧聞記 ①、②、③目録、二巻、雑史、立花宗茂言行録です ８８６、柳営婦女伝 ①、菊地彌門②、③解題、写本十七巻、徳川氏代々の婦人列傳です ８８７、両国壬辰実記 ①、山崎直長②、寛政八年③解題、写本五巻、朝鮮征伐の始末を記したものです ８８８、良将達徳抄 ①、古賀 煜②、文政十年③解題､写本十巻、室町の末世から徳川氏に至る義士、謀臣等の格言を摘出評論したものです ８８９、両豊記 ①、中島魯直②、明和二年③解題、豊前豊後の両国古来の戦軍を記したものです ８９０、林鐘談（りんしょうだん） ①、②、③解題､写本二巻、天正十年明智光秀謀叛から家康の伊賀越難義までを記したものです ８９１、歴代残欠日記 ①、黒川春村②、安政五年③目録、百二十七巻目録一巻、日記です ８９２、歴代鎮西志 ①、犬塚盛純②、③目録、二十五巻、一名鎮西志、雑史です ８９３、歴朝要記 ①、松平頼恕②、天保八年③解題、写本百五十巻、後醍醐天皇から後陽成天皇に至る年代の大事を記したものです ８９４、列国譜 ①、②、③目録、九冊、家伝、鎌倉古河公方小田・結城諸士、別本有ります ８９５、烈女伝 ①、②、③目録、一冊、伝記です ８９６、烈祖成蹟 ①、安積 覚②、③解題、二十巻、徳川家康一代の事績を記したものです ８９７、老士物語 ①、松下関翠軒②、③解題、写本一巻、大阪陣の武辺記です ８９８、老将座談 ①、②、③解題､写本一巻、天正十年家康伊賀越の事から秀頼没落の事まで記したものです ８９９、老人雑話 ①、川口子深②、享保十年③解題、写本一巻、文武諸道の雑事を筆録したものです ９００、老談一言記 ①、朝倉景衡②、③解題、三巻、信長から元禄前後までの将士雑話を聞書したものです ９０１、老談記 ①、小早川能久②、③目録、一名鶴頭夜話、随筆、別本有ります ９０２、老談之巻 ①、②、③目録、一冊、雑史です わ行（９０３～９１０） 上に戻る ９０３、若狭守護代記 ①、猪俣安定②、③解題､写本六巻、頼朝から徳川家綱までの若狭国の守護代の姓名を列記したものです ９０４、若狭郡県志 ①、吉田言倫②、正徳四年③目録、十巻、地誌です ９０５、和漢合運 ①、僧 園智②、正徳三年③解題、三巻、大日本帝王年代記を補う年代記です ９０６、和漢合符 ①、②、③目録、十巻、神代～文明の年代記です ９０７、和光院和漢合運 ①、②、③目録、一冊、一名増修和漢合運図、年代記です ９０８、和州諸将軍伝 ①、閑 雲子②、③解題､十三巻、大和国の軍記を記したものです ９０９、渡辺勘兵衛覚書 ①、渡辺勘兵衛②、③目録、一冊、渡辺水庵覚書、戦記です、中村一氏家臣、小田原岱崎出丸一番鑓 ９１０、渡辺幸菴物語 ①、杉本義鄰②、③目録、二巻、一名幸庵夜話、随筆です |