戊辰戦争における悲劇の歴史が会津を有名にしました。百三十余年前の出来事はいまだに歴史に生々しく残っています。今から四,五百年前の、黒川から若松に変る蒲生氏封入以前の戦国時代、特に奥会津の出来事が、歴史的にも記憶の思い出からも消えかかっています。
このホームペイジは、奥州奥会津で戦いに明暮れた中世戦国の世界を紹介したいと思います。私の先祖の出自は、会津山ノ内氏の支族だそうです。奥羽永慶軍記や伊達・天正記によれば、葦名氏・山ノ内氏も伊達政宗に大敗し、首討取られた話ばかりです。そこで、奥会津に残る山内天正記・伊北軍記などの物語により、山ノ内一党がいかに伊達勢と果敢に戦ったか、お知らせしたいとおもいます。